こんばんは
最近は近況ノートしか更新できてませんね(汗)。特に先月末からは家族の都合に振り回されて小説と向き合う時間すらほとんど取れていないので(まだまだ続きそう)、だいぶ気分が落ち込んでいます。頭の中も愚痴でいっぱいです(なんでうちの家族は自分勝手なやつばっかりなんだ……)。
ちょっと心の声が漏れてしまいましたが……今日は執筆のリズムを取り戻すために、小説執筆のサイクルについて考えてみます。愚痴だけ書いても仕方ないですから。
私は今まで、ひとりきりの時間に小説を書くというスタイルでやってきましたが、半年ほど前からそれができなくなりました。居候がやってきたからです(以前近況ノートで書いた生活環境の変化の事です)。
毎月3話書いて、今年の4月中には第1部完結のつもりだったのが、未だ34話に届かず……これまで散々スランプの理由を考えていましたが、結局のところ一番の原因はこれなんじゃないかと思っています。
小説の執筆は、
アイデアを出す→アイデアを形にする(文章で表現する)
の二手に分けることができます。
追加の設定、ストーリーを思いついたりと、アイデアを出す方は順調、むしろ好調かもしれません。こちらはじっと考えても出ませんが、出る時は特に考えなくても出てきますからね。
今の私ができていないのは後者の方です。雰囲気、演出、文章の構成・バランス、カメラワークなど、この時は一度に多くの事を考えなければいけないので、相当な集中力が要ります。キリの悪いところで止めて時間を置いてしまうと、何をどこまで考えていたかを忘れてやり直しになってしまいます(これを解消するために試していたのが、脚本から書く方法でしたね)。
なので、執筆に集中できない今の私が重点を置くべきなのは前者の方ということになります。
・アイデアは考えて出るものではない→集中させてもらえない時はアイデア探し(OFF)
・アイデアを形にするのは相当な集中力を要する→集中できる時に一気に片付ける(ON)
休むべき時は休んで、集中できる環境が整えてから一気呵成に仕上げる。このON/OFFの切り替えが、私はできていなかったのかもしれません。居候が来て集中できなり、遅れが出て、遅れを取り戻そうと休みなくONにし続けた結果が休載です。
今の私にとって小説と向き合う時間が取れないのは、精神的にかなりきついです。落ち着きません。しかし自分の執筆スタイルを見直す時間だと思って、いずれ遅筆は解消しなければいけませんから、良い機会だと思って頑張ります。
来年度は忙しくなりますが、居候は退居し、家族のしがらみとやらもだいぶマシにるかと思います。今年度の成果が試される時です。