プロットのサンプルをアップします。基本的には▼で記したところが章、■が節です。
私の場合はプロット段階で、節まで決めて話を作ります。後になって修正することは多々ありますが、大まかな流れはここで決まります。この段階で疑念があるようでしたら、作品を練りあげきっていないということで、妄想に戻ります。
確定が出れば、この先がシノプシスになります。その時には節の内容をもう少し決めていきます。場合によっては、セリフまで確定を取っていきます。もちろん、そっちも修正が入りますが。
作品を読んでおられないと思うので、内容はつかみづからいと思いますが、雰囲気だけは感じていただければと思います。
あと、誤字脱字はご容赦を。本質的には、人に見せるものではなく、自分に対してのメモ書きですので。
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▼第一章(マリアナ攻略戦前半)
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■終戦交渉
イギリス、チャーチルと原敬の会談(中東?)
単独講和。フランクリン・D・ルーズベルトの健康状態。
■アメリカ視点
世界大戦展開
史実より早いソ連進出。史実より早いルーズベルトの死。
トルーマン、ソ連と対向する姿勢を明快にする。
ドイツの半分は確実にこちらに残す。東欧はわからない。
問題はギリシアとイラン。正直、圧力を強めている。
チャーチルは躍起になって止めようとしているが、もはやその力はない。
ソ連と対向するためには、いつまでも争ってはいられない。
太平洋戦線。
日本に対してどのように対処するか。
■原と山本の会談
日本の国内情勢→予定どおりだが、追いつめられている。
どのようにアメリカと戦うか。他の国を巻きこむ。イギリス。
■陸海軍戦略
敵を引きずり込む。マリアナ決戦。果たして勝てるか。
米軍はドイツ戦がほぼ終わりに近づいているということで全力。
■最前線視点
菅野直と関行男と会話。状況。兵器。最新機体について。
きわどい勝負。
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▼第二章(マリアナ攻略戦前半)
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■TF38、マリアナ空襲
■日本航空隊邀撃。
■TF30、艦砲射撃。
■1KF、作戦案。
マリアナの防衛最優先。TF38を攻撃。その上でマリアナから離す。
■空母航空戦。
■ハルゼー、追撃。
日本は罠を張ってくる。これを破る。
■2KF、マリアナに接近。戦艦部隊を攻撃。
■上陸部隊の攻防。日本陸軍、押す。そこにアメリカの大航空隊。
■TF58、2KFを迎撃。
混戦。
■終戦交渉 スイス、イギリスでの会談
ソ連軍、ベルリンへ迫る。
ソ連軍、ギリシア解放戦線の意向を受けて、ブルガリアから侵攻。
イスタンブール制圧?
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▼第三章
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■日本国内の情勢確認
欧州情勢が飛び込んでくる。休戦に一気に進めるチャンス。
外交チャンネルを使って接触。中国も使う。
ソ連大使が話しあい。日本と手を組んで、アメリカと戦ってもいい。
アリューシャンねらい。もしくはアラスカ。
単独でもやりかねない。北太平洋の勢力図が変わる。
欧州も変わる。限界。ここがソ連の
■アメリカ政府内の動向。
■1KF司令官、アメリカが二つの艦隊を展開させていることを把握する。
どうするか。二つとも叩くしかない。
最初にTF38、ついでTF58。最小限の犠牲で叩き出す。
勝負に出る。
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▼第四章(マリアナ攻略戦後半)
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■TF38、先手を取って日本艦隊を攻撃。
■1KFも反撃。
■TF58、日本基地航空攻撃隊の攻撃を受ける。
TF38の支援はできず。
■1KF、南方へシフト。
ハルゼー、迷う。マリアナから離れすぎてはいけないのでは。
ハルゼーらしからぬ判断が敵を呼び込む。
■2KF、TF38を北方から攻撃。
■1KF、反転してTF38を攻撃。
■ヤップからの航空隊も、TF38を攻撃。
■挟撃を受けて、TF38を大打撃。とどめを刺さず、TF58への攻撃へ。
■1KF、TF58を攻撃。
スプルーアンスは突破を許さず。
その代わり、すべての部隊を前面の空母に回す。
そこに隙ができる。
■2F、マリアナへ進出。
サウスダコタと砲撃戦。電探砲撃戦。
戦艦部隊、大打撃。しかし、道を切り開く。
■2F水雷戦隊、5Fを切り裂く。
TF58、2KFに押さえられていて支援できず。
インディアナポリスに打撃。スプルーアンス重傷。
■サイパン上空にも味方機。
硫黄島方面から。
制空権確保。米上陸部隊を機銃で攻撃。
陸軍反転攻勢に出る。
■ハルゼー、最後の勝負に出る。強行突破。
■1KF、最後の反撃。空母を失いながらも後退せず、徹底攻撃。
■正面からの殴りあいで、TF38を撃破。
■2KFの攻撃で、TF58も打撃を受ける。
次々と沈む護衛空母。
■ハルゼー、後退を決断。
マリアナを無理すれば、押さえることはできるかもしれない。
だが、それでは勝利とはいえない。日本攻撃は不可能。
戦いを長引かせるのは危険。サイパンの兵士が包囲殲滅されるかもしれない。
脱出して、退却する。それしかない。
■アメリカ、退却に入る。
日本側は無理して追撃しない。その余力もない。
マリアナ沖海戦、終了。
■アメリカ休戦を持ちかけてくる。
スイスで、イギリスの仲介で。
ソ連がベルリンに入った。もはや余裕はない。
日本側、話を聞く。
■原、アメリカの申し出を了承。
日米戦終了。
だが、この先がある。対ソ連。
ソ連を封じ込めて、実力を見せる。
そこまでやって政治的に勝利。アメリカに政治的に優位に立つことを示す。
米ソでは、アジアに第三極があることを示す。
真の意味で五大国となったところで、日本は未来をつかむことができるだろう。