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あとがきみたいなもの ――私設外交官エヴィは負けをしらない

 前回のあとがきみたいなものがあまりにも雑だったので、書き直しました。

 「私設外交官エヴィは負けをしらない」を読んでくださった方、ありがとうございます。まだの方はぜひとも読んでください。よろしくお願いします。

 作品を書くきっかけは、単純ですが、賢いヒロインコンテストの開催が発表されたことでした。

 実のところ、その頃は仕事で詰まっていて、いろいろと大変だったのですが、なぜか、うまくはまるところがあって、コンセプトがかなり早い段階でできあがっていました。ファンタジー世界で、エヴィを外交官にするというアイデアも、最初から決まっていました。

 プロットが固まり、これはいけるとなったところで、執筆を決断しました。おもしろいもので、エヴィのコンセプトが固まるのと同時に、仕事もうまく行きはじめ、早々に脱稿にこぎ着けることができました。いい意味での気分を切り替えることができて、幸運でした。

 執筆にかかった時間は五日、プロットも含めると十日ぐらいだったと思います。かなり早くかけたのは、コンセプトが明快だったからだったせいでしょう。実は、エヴィみたいなタイプのヒロイン、好きなんですよね。クールビューティー……ではないけれど、頭がよくて無愛想だけれど、どこか気のいい女の子って。最近、時代小説ばかりだったので、うまくはまって書けて楽しかったですね。

 実は、長編のためのコンセプトはできあがっていて、連作短編形式で、第二話を30000字、第三話を40000字ぐらいでまとめる予定です。第二話は純粋な外交戦で、第三話は王宮での駆け引きになるでしょうか。コンテストの結果がどうあれ、そちらにもいずれ手はつけられればと思っています。

 珍しく長いあとがきみたいなものになりました。それだけ、この作品は熱を持っていたということなのでしょう。また、どこかでお目にかかることができれば幸いです。それでは。

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