随分ご無沙汰しております。
なかなか新作が書けずすでに半年経ってしまいました。書き始めると詰まってしまいます。何とかスランプから抜け出したい。
私ごとながら最近ハマっているのが児童向け書籍。兄貴が子供の頃読んでいたのを見つけたのでちまちま読んでいます。
司馬遼太郎御大は新しい事柄や知識を学ぶ際に児童書籍を読んでいたのだそうですが、やって見るとよく理解できます。読みやすい上に説明や描写の仕方が上手いのなんの。
とりあえず近日読み終わった2点を紹介します。
・シートン動物記(少年少女講談社文庫)
ガン飛ばしている狼がカッコイイ表紙。狼・尾ウサギ・馬・灰色熊を章ごとに取り上げています。動物行動学というのか、仕草から読み取る動物の心情が上手く描かれています。動物を飼った事のある方は共感しやすいハズ。
・イリン名作選(実業之日本社)
こちらは自然現象の謎・人間の生活器具・明りから照明に時計や人類の歴史といった事柄を事細かく丁寧に説明しています。メチャ頭の中に入って来る。
特に最終章、ヨーロッパ作家でダーウィンの進化論をすんなり受け入れているのを初めて見た。
しかし著者がソ連人なのでソヴィエトテイストが随所にあったり。
・ドイツでの農業の失敗→我々はそんな事しないww
・電球を発明したのはエジソン→実はソヴィエト人が先ww
良い事づくめの児童書籍ですが欠点が一つ。ハードカバーでサイズが大きいので移動時や仕事先とかには持って行けないのです。
他にも読んで見て面白いのがあれば紹介します。