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私信・児童向け書籍サイコー!その3

新作を10話ほど書いてみたもののまたもやスランプ状態に陥っていますww

以前ある作家様から「肩肘張らずに書いたらいいよ」とアドバイスを頂いたにも関わらず肩肘張ってるっぽい。ああでもないこうでもないと考え一歩も進めていないですww

というワケで(どういう訳じゃ)合間に読み進めていた児童書籍を紹介致します。いっその事これをエッセイにすべきか??


・シートン動物記(実業出版社)
兄貴所有の我が家にあったもう一つの動物記。デカイ角のヤギが占める表紙絵が圧巻!前回紹介した少年少女講談社文庫とは違い、500p弱のごっついブツですwwこの厚さは重いですが読み応えはバツグン。

少年少女講談社文庫とダブっている話もありますが、こちらの方には前者では省略されていたエピソードもあるので読み飛ばせないww

(*少年少女講談社文庫とダブっている話です)

狼* 狼のリーダーと人間との知恵比べ合戦。用心深い狼とその上を更に行こうとする人間の攻防が熱い!

鳩 最速&最高距離を稼ぐ優秀な伝書鳩登場!しかし鳩としては・・・結末が憐れ。

兎* 誰だよ兎なんてひ弱だとか言ったヤツ?親子で意志疎通はするし鉄条網を利用して犬をトラップにハメたりと立派な策士で戦士じゃねぇか!

コヨーテ 冒頭胸くそ悪ぃ。人間の子供におもちゃにされてきたコヨーテが野に放たれると・・・ざまぁ極まれり!

馬 比較的人間に懐きやすいのが馬、しかし野生馬になるとこんなに手こずる相手なのか。

熊* 母親を幼い時に亡くした小熊の成長記。終わりでは「ほんのちょい注意深けりゃゲームに勝てたのによォ!」

鹿 不思議な風格を持つ鹿とそれを追いかけるハンター。攻防が続く中で妙な展開に??

犬 飼い犬ながら飼い主の手を焼かせるヤツ。飼い主が窮地に陥ったその時!

羊 山に住む羊の一生。集団生活のヒエラルキー作りは動物から始まっているので人間ごときでは克服できんかのぅ?



・海上アルプス(椋鳩十著・ポプラ社)
何のこっちゃ?屋久島の呼称らしい??自然風景の描写が息づく色合いを放っていて美しい!鹿肉の刺身が気になるww

加えて表紙・口絵のイラストも美麗!島での思い出を語ると共に40年ほど前(出版が1976年なのでそれ以前)から警鐘されていた環境問題、そして島が国に翻弄されてきた歴史を述懐。

読み応えバツグンです!

2件のコメント

  • おっ、新作執筆中なのですね!10話も書けていたら、公開して自分を追い込むとか?!……できないですよね。

    児童文学は子供向けと思っていましたが、結構読み応えがありそうですね。
  • 田鶴様
    コメントありがとうございます。拙作「プロローグ&エピローグ集」に掲載したアレです。全体を見ると順番変えなきゃならん・描写が甘い・もうちと世界観を構築、などなど考えていたらキリがなし。

    >公開して自分を追い込むとか?!
    過去作「惑いし令嬢~」はそれでやってました。意外と上手く行きましたが、今回やるとエタりそうwwしかし敢えてやってみるのもアリかもです。

    >児童文学は~結構読み応えがありそうですね。
    すでに過去ノートを読んで頂いていて恐縮ですが、頭の中にメチャ入ってきます。入門書扱いすると非常によろし。
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