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深奥 永澄

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  • 13時間前

    CHAPTER Ⅲ:地下層〈ドミナ編〉 ― ハイエンド版 ―

    いつも本作を読んでいただき、誠にありがとうございます。 このたび CHAPTERⅢ(15〜18話)のアップデートが完了しました。 自分の頭の中の設定と整合性の合っていなかったポイントの修正と、全体的なテンポや分かりやすさを改善する更新を行っています。 (詳細は省きますが、興味のある方は限定記事をご覧ください。) 今後も継続して、以降のCHAPTERもブラッシュアップしていきます。 CHAPTER Ⅳの更新は今月中に完了予定です。 また現在、新規キャラクターと追加エピソードの構想も準備しております。 本編CHAPTER Ⅴ~Ⅵにまたがる形で変更や挿入予定です。 かなり面白くなる自身がありますので、ご期待下さい。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
    • 1件のいいね
  • 11月18日

    ↑↑↗︎X

    サポーター限定
  • 11月18日

    CHAPTER Ⅱ:地下層〈鉛會編〉 ― ハイエンド版 ―

    いつも本作を読んでいただき、誠にありがとうございます。 このたび CHAPTERⅡのアップデートが完了しました。 今回の改稿でも、物語の理解しやすさ、キャラクター描写の深度、演出・伏線の整合性を大幅に見直し、テンポや構成の再編集を行っています。 (更新内容の詳細は限定記事にてまとめています。) 旧版とハイエンド版をまたいで読んでくださっている皆さまには、ご不便をおかけしまして申し訳ありません。 離れずに読み進めてくださっている方々には、感謝してもし切れません。 本作は私にとって初めての投稿作であり、当初は技術や経験が追いつかず、読みにくさや粗さが残っていました。 その改善のため、現在も全体のアップデートを続けています。 CHAPTERⅢ以降も改稿を進めていく予定です。 また現在、新作の制作も進めています。 『天使創造』とはまったく異なる世界観の、恋愛小説 です。 こちらは今回の反省を踏まえ、全編を完成させた状態で一挙公開する形式 をとる予定です。 詳細については、改めてお知らせいたしますので、楽しみにしていただければ幸いです。 引き続きよろしくお願いいたします。
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  • 11月8日

    ↑↑↗︎B

    サポーター限定
  • 11月8日

    CHAPTER I:地上層 ― ハイエンド版 ―

    いつもお読みいただきありがとうございます。 標題の通り、CHAPTER I のアップデートが完了しました。 これまで以上に楽しんでいただけるよう、テンポや構成を再編集しています。 更新内容の詳細については、限定記事にて配信します。 今後は、残りの各CHAPTERについても順次「ハイエンド版」へのアップデートを進めてまいります。 よりキャラクターや世界観に親しんでいただけるよう、演出や構成面の改善、読者が楽しめる仕掛けを盛り込んでいきます。 また、本アップデートに伴い、これまで公開していたダイジェスト版は役目を終えたと判断し、11月15日をもって公開を終了いたします。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
  • 10月30日

    ↑↑↗︎A

    どもー!レイヤちゃんでーす! 今回は特別に、限定じゃなく全体公開でお届けしまーす! この機会に名前と顔だけでも覚えてもらって…… 何つっちゃったりしてー!!アハハ☆ ──さて。 作者がくだらねえことガチャガチャ言うとりますけど、 要は面白くしてやるっつってんの。 『天使創造』をリスタイライズしまーす!! 形を変えて、テンポを変えて、 でも魂はそのまま──そんな感じ! というわけで、更新内容いっちゃうね。 📝 0話の謎ポエム やめ。意味わからんもん! ああいうのは作者の黒歴史フォルダにでも入れとけばいいんだよ。 プロローグとかもすっ飛ばして、 いきなり本編のおもろいところから始めるべき! 馬鹿丁寧に世界観を描くとか、そういうのは“今どき”じゃないから。 🏢 序盤の設定の積み上げ 設定とかルールは、キャラに喋らせればいいの! 取扱説明書読んでるんじゃないんだからさァ…… って、前もしなかったっけ?この話。 😈 読者の予測を裏切り続ける でね、ボク思ったの。 スキズムを異世界転生ものの主人公っぽく描いて、 敵目線でツナギの強さや容赦なさを見せた方が刺さるんじゃない? モノとしては第13話:「過負荷(Overload)」をスキズムの一人称視点にして再編したって感じ。 今の「消費者サマ」にはこれくらいの刺激がないと刺さらないの。 読んだ人間の脳みそぶっ飛ばしてシェイクして、 病みつきにさせてやらないとね。 まあ、見てなって。 ボクの完璧なプロデュースでこの物語は生まれ変わるよ。 何たってボクがこの作品のいちばんの読者なんだからサ。 少しずつやると破綻が起きるから、書き換えるときは一気にやるよ。 とりあえず、置き換え後の0話だけ先見せ。 (――原文開始――) 0話:砕けた断章(Undefined) 俺の名前は、結解 晶(ゆげ あきら)。 ……まあ、今の俺にその名前を覚えている意味はもうない。 この世界では「スキズム」で通ってる。 賞金首リストの上の方に載る程度には、有名人だ。 はっきり言って、俺の人生はクソだった。 ガキの頃から何をやっても駄目で、誰も俺に期待しなかった。 勉強も運動もできず、何やっても「要領が悪い」と言われて。 それは大人になってもまるで変わらなかった。 家、会社、家、会社、家……。 やりがいなんてない、友達もいない。 逃げ場は、ゲームの世界だけだった。 ――でも、この世界はそれが現実になった。 最初は俺だって混乱したさ。 気づいたら知らない施設で、頭には光る金属の輪っか、 頭の中に話しかける声、網膜に直接投影されるディスプレイ。 「転生モノか?」って思った。……実際、それで合っていた。 この光輪型のデバイス〈ロジエル〉は、いわば脳同期型の“インターフェース”だ。 感情と記憶を読み取って、必要なデータを寄越す。 格闘家の動きを真似たり、武器を扱ったりする能力、あるいは超常的な力。 そういった技能を4つまで登録して、脳に直に働きかけていつでも実行できる。 俺の好きなゲームのビルドと一緒だ。 スキルは施設をあさって拾ったり、商人からNIL(ニル:通貨)で買ったり、敵を倒してドロップしたものを集めた。 この4つのスキルの組み合わせが完成した時は、本当に嬉しかった。 俺の人生がようやく始まるんだって思ったね。 ■〈超常:怪光線(Ghost Ray)〉 霊力ビーム。連射が効くし反動もない。対象が何であろうとある程度の火力を出せるのが気に入ってる。弾切れも無いしな。 ■〈超常:未来視(Prescience)〉 五秒先の自分の視界を見れる。1日に数回しか使えないが、自分が詰まないように立ち回れる。 ■〈超常:フラッシュ(Blink)〉 視認範囲の瞬間移動。こちらも回数制限はあるが、最強クラスのスキルだ。 ■〈超常:限定解除(Unseal)〉 スキル使用回数のリセット。未来視やフラッシュをもう一度使える。 超常系のスキルは精神的な負荷が大きく、普通は脳が焼けるらしい。 けど俺は違う。 俺は人よりも強靭な精神の持ち主だから、問題ない。 頭上のロジエルは小煩く警告を発しているが、そんなことにビビってたんじゃ、この先の戦いを生き残れない。 俺はアマちゃんなんかじゃない。 強くなるために何でもした。 盗んだ。殺した。 (ゲームの世界なんだから別に構いやしないだろ?) 自分の記憶をNILに換金するなんてこともした。 (どうでもいい……現実の人生に、思い出す価値のある場面なんて、ひとつもなかった。) 今は俺の相棒である女、ドミナからミッションを受けてこの密林にいる。 なんでも、次にやってくるパイロットスーツの男を倒すと強力なスキルが得られるらしい。 はっきり言って彼女は可愛い。以前の俺じゃきっと口も聞いてもらえなかったろう。 勝ち気で、わがままで、いつも振り回されてる。 でもそれが嬉しい。 鬱蒼とした木々をかき分けるように一人の男の影が映った。 (――来たか!挑戦者。) モブなら、一瞬で消してやる。 合わせるように両腕を前に構えると、怪光線を放った。 赤い閃光が空気を引き裂き、直線上の木々が薙ぎ倒される。 低い地鳴りと共に土煙が立ち込める。 〈怪光線〉取得の条件である、皮膚に彫り込んだ両腕の文字が、じりじりと焦げたように疼いた。 目を細めると、土煙の中の動く人影を捉える。 怪光線で牽制、相手の動きのパターンを読んで、フラッシュで回避しつつ、 死角に飛び込んでからの怪光線。 いつもの必勝パターンだ。 《警告:怪光線の連続使用は避けて下さい。》 「——なぁに。いつも通りだろ?ロジエル」 木立の中を駆ける、男の気配に照準を合わせた。 俺はもう一度腕を構え、光線を連発する。 だが男は木々の陰を縫うように走り射線から外れる。 隙を見て幹の陰からハンドガンを突き出して一発。 「無駄だぜ。」 (お前がそれを撃ってくることは〈未来視〉で見ている。) 俺はまるで映像の編集点をまたいだように移動した。 気づけば男の真横、わずか数メートルの距離に迫る。 「怪光線!」 再度両腕を構えた瞬間、肩に鋭い衝撃が走る。 「ぐっ……!」 左腕に刻まれた〈怪光線〉の刻印が、火花を散らすように明滅した。 (回路を潰された??) 「どこから……クソ、ナイフ!?」 (ナイフを投げるモーションなんて“視て”ないぞ!!) 使用不能となった左腕側の死角に回るように、パイロットスーツの男は一気に間合いを詰める。 (まだ手はある。) 「〈限定解除〉――!」 苦しげに叫ぶ。 頭が割れるように痛むが、跳躍の準備が整う。 (再度フラッシュ!!) 跳躍と同時に、世界が光のフィルムのように歪む。 目の前に男の背中が迫った。 (これで決まりだ……) 空中で右腕を構える。 だが次の瞬間。蹴りが顔面に突き刺さった。 ゴギャッ!という骨の軋む音。吹き飛ばされ、地面を転がる。 俺の意識と視界は激しく点滅した。 (嘘だ……! 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!) (俺が“主人公”なんだぞ!? こんなところで終わるはずがない!!) 脳が揺れる。 アドレナリンが弾け、世界が引き伸ばされる。 だが、悔しさと恐怖の中で、この状況を覆す答えは、どこにも見つからなかった。 「俺のッ…物語はァ……ごれガら……なンだッ……」 血泡を吐きながら、よろめく膝で立ち上がろうとする。 だが──もう、力は入らなかった。 銃口が、眉間にぴたりと吸い付く。 「終わりだ。」 目の前の男の暗く、冷たい声 ──パンッ。 短く乾いた発砲音とともに、俺の世界は真っ暗になった。 (――原文終了――)
    • 1件のいいね
  • 10月30日

    お詫びとお知らせ

    『天使創造』をお読みいただき、誠にありがとうございます。 このたび本作につきまして、大幅な再編成を予定しております。 物語の大筋やテーマは変わりませんが、話の順序や構成を再構築し、整合性を高めるための全面的な改稿となります。 そのため、既存エピソードとの間で一部の描写や展開が変化する可能性があります。 最近、ゲームディレクターの桜井政博さんのYouTubeチャンネルを拝見しておりまして、作品作りの姿勢について学んでいます。 氏曰く「最初から完成されたものをユーザーに提供すべき」という考え方について私も完全に同意するところであります。 本作は私にとって初の長編作品であり、まずは“公開しなければ始まらない!”という思いで執筆を続けてきました。 しかし完結を経て自らの表現力が向上したことや、改めて「より面白く」「より読者に伝わる形」にするために、公開後に加筆を行うこともありました。 これまでの細かな修正や加筆については、 通常は補足的な内容としてサポーター限定ノートで触れてまいりましたが、 今回は物語全体に関わる大きな更新となるため、どなたでもご覧いただける形で公開いたします。 当初から作品に親しまれていた読者様にとっては読後感が大きく変わるような内容になりますので、本当に申し訳なく思っています。 作品をより良い形でお届けするための再構築として、温かく見守っていただければ幸いです。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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  • 10月24日

    番外編の意義

    ⚠️ 注意: この記事は『天使創造』の物語構造に深く関わる内容を含みます。 未読の方はご注意ください。 こんばんは。 先日の「ストーリーマップ」に続き、今回は各キャラクターの結末を整理した一覧を公開します。 青字は比較的穏やかな最後、赤字は悲惨な最期、黒字はどちらにも属さない別の運命を示しています。 筆者の主観ではありますが、「死=悲惨」ということではなく、**「無残な最期ではなかったか」**という観点に拠っています。 本編で悲劇的な結末を迎えたすべてのキャラクターに対して、番外編 CHAPTER META:(null) ではそれぞれ異なる結末を用意しました。 番外編は、主人公以外のキャラクターに思い入れを持ってくださった読者様への回答でもありますが、私個人としては―― たとえ「自分が創り出した物語の駒」であっても、登場人物を単に使い捨てにはしたくありませんでした。
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  • 10月23日

    ストーリーマップ

    ⚠️ 注意: この記事は『天使創造』の物語構造に深く関わる内容を含みます。 未読の方はご注意ください。 いつもお世話になっております。 標題の件について――先日、本編・番外編を含むすべての物語が公開となりました。 それに伴い、『天使創造』の**ストーリーマップ(タイムライン図)**を作成しました。 主人公トーカ=【TOKA】の物語を軸に、どのように物語が進行・分岐・収束していくのかを可視化した図です。 📎 横に長いですが、拡大してご覧ください。 https://drive.google.com/file/d/1w-7Wor49VySTdaF4w8JGPrjt1bq9sNup/view?usp=sharing また、番外編のIFにより、 本編では悲惨な末路を迎えたすべてのキャラクターに、もうひとつの可能性を示すことができました。 詳細については、次回の近況ノートで触れたいと思いますが―― 自分の創り出したキャラクターたちを全員救い上げることができたことに、ひとまず安堵しています。 そして最後にお知らせです。 もう少しだけ、更新を続けようと思っています。 番外編とは異なり、完全な付録になりますが、 ロジエル視点のキャラクタープロファイルや戦闘ログなどを公開していく予定です。 引き続き、よろしくお願いいたします。
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  • 10月15日

    許せなくても、許されなくても、それでも人は前に進む。

    ⚠️ 注意:この記事は『天使創造』の物語構造に深く関わる内容を含みます。 未読の方はご注意ください。 『天使創造』をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 先日公開した End If:「共存(Harmonization)」 に加筆を行いました。初回公開時に十分に練りきれていない箇所があり、最良の状態でお届けできなかったことをお詫びいたします。 🔄 主な更新点 地下四層にて、**INFERNAとの「和解ではない決着」**を描写。 トーコの【精神同調】によるアプローチを通じて、許し合わないまま、それでも前に進むという選択を提示しました。 あわせて、本日 End If:「安寧(Stable)」 を公開しました。 ロクショウとアヤセの、地下での日々の営みを描いた一篇です。肩の力を抜いて読んでいただければ幸いです。 ➕ 補記 これにて、予定していたすべての番外編が出そろいました。 後日、ノートにて作成意図や各エンディングの時系列を簡潔に図示する予定です。 本編完結後も折に触れて読み返し、感想を寄せてくださる皆さまに、心より感謝いたします。 作品の完成度を高めるための加筆修正は、今後も細く長く続けてまいります。 気の向いたときに、またページを開いていただけたら嬉しいです。
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  • 10月7日

    ↑↑↑Y

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  • 10月6日

    共存END

    ⚠️ 注意:この記事は『天使創造』の物語構造に深く関わる内容を含みます。 未読の方はご注意ください。 番外編シナリオ End If:「共存(Harmonization)」 の解説です。 この物語は、「精神支配(Domination)」とは異なるもう一冊の書―― 「精神調和(Harmonization)」 を選んだ少女、冬子(トーコ) の世界線を描いています。 正史で【DOMINA】となった少女とは別の存在。 支配ではなく、共感と調和を選んだことで生まれた“もう一つの物語”。 地上層で出会った青年・結解晶(ユゲ アキラ)。 その正体は、正史でトーカやドミナと対峙した【SCHISM】のもう一つの可能性です。 彼はかつての一人“呟く男”ではなく、トーコとの出会いを通して“屈折させる者”―― 識別コード【PRISM】として新たな道を歩み始めます。 やがて、二人は発狂した堕天使【GHOST】との戦闘を経て、 最下層のエレベーターへと辿り着く。 そこにあるのは“呪いの果て”ではなく、“理解の始まり”。 支配ではなく、分かち合うことで辿り着いた“共存”という答え。 ――もしもスキズムに、トーコという共鳴者がいたなら。 本編とは屈折して別れた光のように―― その軌跡を描く、もう一つのIfルートです。 ここまでのIfシナリオがどれもダークな展開だったので、 今回は少しだけ“光”のある物語を描いてみたくなりました。 誰かを支配する力ではなく、誰かと共鳴し合う力。 そして、“理解されたい”という願いが“理解する”という形で報われる世界線。 どうか、この穏やかな結末も楽しんでいただければ幸いです。
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  • 10月1日

    ↑↑↑X

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  • 10月1日

    無尽END

    ⚠️ 注意:この記事は『天使創造』の物語構造に深く関わる内容を含みます。 未読の方はご注意ください。 番外編シナリオ End If:「無尽(Recursion)」 の解説です。 このシナリオは本編 第23話:「再会(Resume)」 から分岐するバッドエンドです。 オルハがツナギの暴走した異能生存スキルに目をつけて回収し、それが決戦兵器として軍勢化される――という結末になります。 また、ドミナ配下であったはずのシヴが、実はオルハ直轄の実行部隊 庭師(ガーデナー)に所属していたことも明かされます。 特に「娘の存在をちらつかせられ、従わざるを得ないシヴ」の姿は、彼という人物のまた別の一面を強く印象づけるはずです。 さらに、このシナリオは最終話:「終着点(End point)」を別の角度から読み直すことができる仕掛けにもなっています。 英雄の祈りが呪いに転じ、その先に待つのは、沈黙の軍勢による終焉。 ぜひ読んでいただければ幸いです。
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  • 9月23日

    ↑↑↑B

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  • 9月21日

    レイヤについて

    ⚠️ 注意:この記事は『天使創造』の物語構造に深く関わる内容を含みます。 未読の方はご注意ください。 番外シナリオ公開のお知らせ End If:「既定路線(Default)」 を公開しました。 これは CHAPTER Ⅴ でレイヤがトーカに勝利していた場合のエンディング に相当します。 このルートでは 第XX話「新世界より(New Order)」 は CHAPTER Ⅴ の冒頭ではなく、“トーカ撃破後” の情景として読み替えられます。 そして、そのまま 最終話「終着点(End point)」 に接続して読むことが可能です。 ラストで飛び去った一機のユニット――その姿は巨大な空の要塞へと姿を変えたのではないでしょうか。 1. レイヤという特異点 レイヤは、「物語の外側」から侵入してきた唯一のキャラクターです。 この世界を「自分の遊び場」として塗り替えようとし、キャラクターでありながら同時に“読者的存在”という二重性を持っています。 現実と作品の垣根を超えた存在であり、読者の没入感をさらに高める装置として働いてもらいました。 2. 物語を脅かす者 トーカや他の登場人物が「世界の内側で抗う者」だったのに対し、レイヤは「外から書き換える者」でした。 言い換えれば、作品世界を壊そうとする“現実の手”の象徴です。 「自分に都合の良い物語しか認めない」 「気に入らない世界は壊す」 その姿勢は、神の視座に立つ高圧的な消費者像にも重なります。 だからこそ最終的に物語の自己防衛機能に弾かれ、ナンバリングすら与えられずに消える。 ――これは必然であり、レイヤの特異な役割を際立たせる結末でした。 3. 作者にとってのレイヤ 実は、私が最も愛着を抱くキャラクターがレイヤです。 「レイヤを動かしたい」――その衝動が、この物語の出発点にありました。 作品世界とは異なる時空を生きた規格外の英雄達の物語を描き、その四英雄を丸ごと手中に収める――そんなギミックは、かなり早い段階から構想していました。 そしてレイヤは、それらを “改造せず”/“ありのまま” の姿で駒として扱うことにこだわりがありました。 それは レイヤなりのキャラクターへの愛着と敬意 でもあります。 レイヤは私にとって“熱心な読者”であり、物語を共に形作った同志でもあります。 レイヤがいたからこそ、『天使創造』は一段階上の次元へ押し上げられたと確信しています。 4. 終わりに:帰還ルートとしての「Default」 End If:「既定路線(Default)」 は、私なりの弔いであり、 修正力に抗ってレイヤが何度でも舞台へカムバックするための、**“帰還ルート”**です。
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  • 9月21日

    ↑↑↑A

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  • 9月19日

    あなたが選ぶ物語

    ⚠️ 注意:この記事は『天使創造』の物語構造に深く関わる内容を含みます。 未読の方はご注意ください。 この度は『天使創造』をご愛読いただき、ありがとうございました。 構想は数年前から温めていましたが、実際に書き始めたのは今年7月。 8/8より連載を開始し、皆さまの応援に支えられて完結まで辿り着けました。 心より感謝いたします。 さて、本題です。 『天使創造』の最終話は、あえて結末を明示せず幕を閉じました。 朱の空を裂いて飛び去る一機の戦闘ユニット――それが誰なのかは、本文中で語られません。 本作は、読者の心に積み上がった体験がそのまま結末を決めるマルチエンディング構造を持っています。 この構造は第0話「転轍点(Switch point)」と呼応しています。 0話は本編の外に置かれ、語り手が誰なのか不明瞭でした。 あのシーンが、実はオルハの少女時代かもしれないし、あるいはトーカが物語に参入した瞬間かもしれない。 始まりが“揺らぎ”の中で描かれたように、物語の終わりもまた“揺らぎ”に委ねられています。 では誰が勝者なのか? その間に読者がどういう姿勢で物語を追ってきたかによって、結末の受け止め方が変わります。 ・トーカに共感して旅を共にした読者 最後に飛び立つのは当然トーカ。託された想いを背負い、未来へ飛び立った「自分の選ぶ主人公」として映るでしょう。 ・設定や世界観に魅力を感じ、俯瞰で物語を眺めた読者 知性と合理性を体現したオルハが勝者に見えるかもしれません。 ほろ苦い現実を突きつけるバッドエンドとして。 この分岐は、読者自身の読解体験そのものに委ねられています。 ダイジェスト版を用意した張本人がこんなことを言うのもなんですが、時短で触れた方は、主人公との共感が育まれず、オルハの勝利に映るかもしれません。 「正しい体験」を押し売りするつもりはないですが、やはり自宅で映画を早回しで観るのと、劇場で観るのとでは同じ体験にはならないと思うのです。 ゲームのように選択肢で分岐するのではなく、どんな結末を選ぶかは、あなた自身の旅路に委ねられています。 そして、その結末こそが、あなたが選んだ物語です。
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  • 9月17日

    完結へ

    先週完結したCHAPTER Ⅴ:地下層〈レイヤ編〉 は、お楽しみいただけましたでしょうか? そして、9/19(金)18:00 の更新をもって、『天使創造』は完結となります。 最終章 CHAPTER Ⅵは、物語の結びにあたるエピローグ。 数々の伏線が回収され、最後にあなた自身が結末を選ぶ物語へと至ります。 ■ 制作の振り返り 当初は30話前後での完結を想定していたため、分量としても概ね予定通りとなりました。 手に取れば、ちょうど「薄手の単行本」一冊ほどのボリュームになるでしょうか。 正直なところ、今の自分の実力で本当に伝えたかったことをすべて表現できたかは怪しい部分もあります。 ですが、それでも全力で書き切りました。 執筆を通じて「インプットが足りない」と痛感する場面も多々ありましたので、これからも取材や学びを続け、過去話の推敲を進めていくつもりです。 ■ 今後の予定 ① 各話のブラッシュアップを継続 ②ノートで作品をさらに楽しむためのコラムをいくつか公開予定 ③ 番外編 CHAPTER META:(null) にて、もしレイヤが勝利していたら……など、様々なIf Endingを描く予定です(不定期更新) 『天使創造』完結後も、ぜひ余韻を楽しんでいただければ幸いです。
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  • 9月10日

    逆走中

    物語の終わりに向けて執筆を進めていますが、これまでとはちょっと違う書き方に挑戦していて、苦戦しています。 それは「物語を終わりから書く」というやり方です。 大切なクライマックスを先に書いて、そこへ至る過程を後から整えれば矛盾もなく、きれいな流れになるだろう……と簡単に考えていたのですが、実際は答えを書いてから式を考えるようなもので、頭がこんがらがりそうになりながら必死で書いています(笑) それでも、きっと良いものができると確信しているので、このまま頑張ります。 というか、金曜の更新に間に合うかどうかが一番の問題。 間に合わなかったらごめん……
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  • 9月5日

    終章開幕

    本日18:00より、CHAPTER Ⅴ:地下層〈レイヤ編〉の前半を公開します。 ここまで物語を共に歩んでくださった皆さまに、心から感謝します。 残すはCHAPTER Ⅴの後半、そしてエピローグ。 9/12・19の18:00に公開予定です。 『天使創造』の物語も、いよいよ完結へ。 最後までお付き合いいただければ嬉しいです。 よろしくお願いいたします。
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  • 8月28日

    消して、リライトして。

    お知らせです。 これまで平日は毎日投稿を続けてきましたが、9月からは 金曜日にまとめて3話程度を公開 するスタイルに変更しようと思います。 理由は二つあります。 ① 読者の多くが「毎日1話ずつ」ではなく、土日や休日前にまとめて読んでくださっているため。 ② 過去話のリライト作業を同時並行で進めるため。 この1ヶ月ほど毎日投稿を試してみましたが、必ずしも読者のためになっていないと感じました。 そこで、今読んでくださっている方により楽しんでいただける形を模索し、投稿スタイルを変えてみることにしました。 空いた時間は、過去話の推敲や物語全体のテンポアップに充てる予定です。 ということで、どうぞご理解いただければ幸いです。
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  • 8月25日

    自分で考えた筋書きで、自分のキャラが死んで号泣してんのサイコパスか?

    先ほど CHAPTER Ⅳ:地下層〈トーカ編〉 第24話までの執筆が完了しました。 長く書き続けてきた甲斐もあって、構成力や表現力は少しずつですが確実に成長しているように感じます。 今回の章はかなり読み応えがあると自信を持って言えるので、楽しんでいただければ嬉しいです。 週末は引き続き CHAPTER ZIP:圧縮版(CHAPTERⅢ.zip/CHAPTERⅣ.zip) の更新を予定しています。 ダイジェスト版の作成は、この4章分で一区切りとなる予定です。 次の土日どうすっぺか?何も考えてないです。 出たとこ勝負で、よろしくお願いします。
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  • 8月22日

    BLOOMING VILLAINs

    本編はいよいよ〈ドミナ編〉の佳境。 主人公の視点を離れ、物語はドミナvsレイヤへ――。 悪役対悪役の戦い、楽しんでいただければ幸いです。 さて、PR用にイメージビジュアルを作成しました。 https://x.com/nagazumishino/status/1958655021127803103 初めて生成AIに課金をしてみました。 技術の進歩は凄まじいですね。 構図やキャラクターデザインを入力して、出力に違和感や改善点があれば修正。 それを繰り返すこと半日。 うん。執筆の手が止まるのが苦しい… こういうのは、たまにやるくらいに留めておきます。 (主人公そっちのけなのもウケる)
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  • 8月18日

    土日の更新について

    先日の投稿をもちまして、外伝4話分の連載はひと区切りとなります。 DARK KNIGHT、ARBITER、ZERO、RAIN MAKER―― それぞれの物語はお楽しみいただけたでしょうか? さて、来週以降の土日の更新内容についてですが、本編のダイジェスト版を掲載していこうと思います。 ・「新しく読み始めたいけれど、最初から全部読むのは大変」 ・「久しぶりに読んだけど、これまでの流れをうろ覚えで…」 ・「読み返したい話があるけど、どの話だったか思い出せない」 そんなときに活用していただければ幸いです。 引き続き『天使創造』の世界をお楽しみください。
  • 8月15日

    CHAPTER Ⅰ:地上層について

    先週完結した『CHAPTER Ⅰ』のあらすじを紹介します。 *この先の章に関わるネタバレはありませんのでご安心を。 <第1話:「ようこそ!(Halo, world)」> 冷凍睡眠から目覚めた少女・トーカは、光輪型AIロジエルと出会う。 仕事熱心すぎるお掃除ロボも登場。 <第2話:「更新(Update)」> アーツをインストールし、スイーパーを撃破。 棒でロボットをぶん殴るヒロイン……野蛮ですねー <第3話:「修正(Patch)」> ロジエルからの人体改造提案を、トーカは全力でお断り。 その後カレーを食べます。(重要) <第4話:「偏食(Feeder)」> クリーチャー「偏食家」が登場。 絶体絶命のトーカを、助っ人・ツナギが登場。 <第5話:「処理(Processed)」> 偏食家討伐の報酬は、大量のお肉缶詰。 食糧問題、即解決!やったね☆ <第6話:「未来を進む(Feed forward)」/「過去を追う(Feed back)」> 2話あるのはバグではありません。 同じ時系列を“別々の視点”で描く二重構成。 「自分の変化は、当事者ほど気づけないもの。」
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  • 8月9日

    外伝について

    本編とは別に、外伝を土日20:00に1話ずつ、全4話投稿します。 外伝では4人の英雄の物語を読み切り形式で書く予定です。 本編と部分的な関連性は見えるようにしてありますが、具体的な位置付けについては読者の皆様のご想像にお任せします。 作者としては必要性の無い話は掲載しませんとだけお伝えします。
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  • 8月7日

    投稿しました

    8月8日(金)20:00に、第1章1~6話を公開予定です。 それ以降は、平日の朝6:00に1話または2話ずつ投稿していく予定です。 どれだけの方に読んでいただけるかはわかりませんが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いします。