2025年の大河ドラマが「べらぼう」に決定しました。
主役は横浜流星氏演じる蔦屋重三郎ですが、重要人物として田沼意次が登場します。
演じるのは世界的俳優 渡辺謙氏。
渡辺謙氏は
「“賄賂政治家”というイメージを払拭し、新しい人物像を発信したい。」
と意気込みを語って居られます。
田沼意次は相良藩(静岡県牧之原市)の初代藩主で、今も牧之原市民の心に深く息づいています。
2012年5月徳田虎雄理事長(現名誉理事長)の命令で榛原総合病院(静岡県牧之原市)の経営再建のため私は同院に副院長として赴任致しました。
その時、田沼意次の悲劇・・・嫡男の非業の死、お家断絶、相良城取り壊しを目の当たりにした祖先の衝撃と悲しみが200年を経た今も尚ひそやかに牧之原の人々の心に息づき影を落としていることが感じられました。
2012年、赴任して間もない私は朝礼の副院長挨拶(スピーチ)で、
「田沼意次公は経済にも先見の明があり、有能な人物でした。
政敵によってかなりイメージを歪曲された部分が大きい。
皆さんは、胸を張って下さい。
田沼意次公を大河ドラマのヒーローに!」
とぶち上げました。
その後、病院を支えて下さるボランティア協議会の総会でも同じことを申しましたら、涙を流して拍手して下さる方が少なくありませんでした。
その後も私は、あちこちでその様に申し上げ続けました。
やがて、近年になって市も力を入れて下さる様になり、遂にこの度、大河ドラマの主要人物としての登場が決定。
感無量です。
おそらく世界で最初に
「田沼意次公を大河ドラマのヒーローに!」
と言ったのは私だと、密かに自負致して居ります。
同じく2012年朝礼のスピーチで私は、当時
「足場が弱く史上最弱の国家主席になるであろう」
と異口同音に言われていた習近平氏を
「彼は苦労人だから、徳川家康の様になるでしょう。」
と申しました。
世界で最初に今日の彼を予言したのは私だ、と自負致して居ります。
・・・こんなことが私に分かるはずがありません
神様が教えて下さるのだと思います。