はい、こんばんはです!
最近、更新がめっきり減ってしまってごめんなさい。実は、家族に大きな病気が突然あって、入院だの検査だのに付き添っていました。
いやはや、大変申し訳無い!
楽しみにしててくださる読者の皆様、ごめんなさいね。
とりあえず、来週で「お前が魔王で俺が邪神!」は完結予定です。
完結ブーストでドギャァン!って☆取る予定です(マテ
他にはまあ、次はファミ通文庫のやつに一本書いてみようかなと思ってます。何本かネタがあるんですが、やはり「異世界転生でバカスカ書籍化されるのを見る都度、俺も面白い異世界転生が書けるんだ!と書き続けてきたけど結果が出ない」というのが、気になってます。もっと、面白い異世界転生で読者さんをギャフンと言わせたいですね!
思えば、結構沢山の異世界転生を書いてるんですけどね…アラフォーエルフにコンビニダンジョン、武士道異世界、そしてお前が魔王。まだ、パンチが足りないんだと思います。頑張るぞい!
連載作品は、どれも半端にしちゃってごめんなさいね。ちょっとずつ連載を再開させたいと思います。どの作品も既に、完結への道筋はできてるんですが…出力するスピードが最近、遅いですよね。
とりあえず「美少女彼氏とイケメン彼女」「もしもし?こちら王立海軍要撃隊です!」「逆撃のしんがり姫」、この三作から完結させてこうと思います。他の作品も順次、完結へ向けて進めていきたいですね!
閑話休題
なんか「辛口批評するのであなたの小説読ませてください」なんて人が、Twitter等のSNSにいるようですね。
極論から言うと、批評が辛口である必要なんてないんです。
辛口が「口汚く指摘する」って意味なら、そもそも論として論外ですしね。もし「容赦なく悪いところは悪いと指摘する」って意味なら、むしろ批評というのは元からそうあるべきなので、単純に「腹痛が痛い」みたいな変な日本語ってことになりますね。
批評というのは「理解、分析、考察」という、思考によって生み出された一つの作品でもあります。そして勿論、それを行う人間には、相応の知識と技術力、そして権威が必要です。見ず知らずの顔も名前もわからない人間には、無理ですね。
よしんば正確な批評ができたとして、それをありがたれるかどうか。
芥川賞や直木賞の審査委員が、どこのものとも知れぬ輩だったら成り立たないでしょう?同じです。まず、実力があって、それ故に生まれる権威を背負ってなければいけません。これは権威主義とは違って「権威がある程度その人の実力を担保するもの」だからです。
で、小説に対する批評というのは、これは「技術的な未熟さ」や「知識の不足、誤り」を指摘し、正すことを言います。論理の話、ロジカルな思考が持てない人にはできないものなんですね。
そして、本質的に評論というのは「その作品の善し悪しとは、少し違う」のです。
少し????かもしれませんが…何度でも言います。
創作物に良し悪しや優劣というのは、基本的に存在しないです。
文学や芸術、ゲームやサブカルチャー等、あらゆる創作物には上下を決める数値的な指標が存在しません。何故なら「これらは全て、受け手個人が一人一人主観でしか受け止められないから」です。
それを客観的にやると、知識と技術の話だけになり、面白いか好きかは別次元の話ということになります。あなたがクソゲーだと思うゲーム、あなたが最高だと思う小説、それは常に「あなたと作品の1on1」の関係で完結してるんです。そして、貴方がその作品を好き家嫌いかは、あなたの主観が決めてるんですね。
ただ、世の中には好かれやすい作品の傾向、売れる作品の共通点があります。のみならず、受け手のストレスを緩和する技術も、意図的に受け手の感情を動かす知恵も存在します。それらを有効に使えているか、全く無駄に使っているか…それを指摘することが批評の役割とも言えるでしょう。
厳しい指摘を受ける、稚拙な作品があったとしましょう。
その作品が酷評に値する反面、誰かにとっては最高の傑作かもしれない。
批評は「面白いかつまらないか」ではなく「面白さが100%伝わるようにできているか」を示すためのものです。決して、面白さ自体には触れることができないのです。
ながやんが画用紙に、鉛筆で一本の線を引く。
パブロ・ピカソが画用紙に、鉛筆で一本の線を引く。
両者は同じ価値にはなりませんね?そして、どちらの線を誰が引いたかの情報を伏せると、どちらも画用紙の上のただの線です。どちらが美しい線か、面白い線かは、見た個人だけが決めて、自分だけの価値観にする。
でも、多くの個人に良いものだと思わせやすいテクニックは存在します。
それを指摘し伝えるのが、本当の批評の役割なんですよ。
あと、いわずもがなですが、批評というのは「手段」です。作品をよくするためのプロセスなんです。それを「辛口批評します」なんてナンセンスですよ。批評を「目的」にしてる時点で、批評という概念がちゃんとわかってないことの証拠です。
単にマウント取りたい人間に付き合う必要、自分はないと思いますね。