輝く!カクヨムロボット大賞!~2016~
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882200056 村雲唯円先生の主催する企画、「輝く!カクヨムロボット大賞!~2016~」が大盛況の中で閉幕いたしました。数々の栄冠に輝いた作品、なにより参加された全作品に祝辞を…お疲れ様でした、おめでとうございます!そして、一参加者として自分からも、ありがとうございましたと伝えたいですね。
さっき起きて結果を拝見したんですが…感動に打ち震えて身悶え転げたあげく、エビ反りハイジャンプで全裸になってしまいまして(一部誇張された表現があります)本当に嬉しいです。こうした魅力的なコンテンツの一部を、スパ◇ボ「」やスパ◇女「」で書かせてもらってることに、改めて感謝の気持ちを新たにしました。
ここ数年、ずっと心を腐らせ、朽ちてゆくままに書いていました。仕事であることを言い訳に、執筆マシーンに徹しようと思って、収入を得る手段に創作を貶めていました。それが作品自体のクオリティを落とし、今の結果にいたるわけでして…反省しきり、猛省です。ただ、一年前からカクヨムで趣味の創作をはじめたことが、自分の中の多くを救ってくれたと思ってます。創作仲間もできたし、多くの作品に触れられたし…実はながやん、ここ数年活字の本を読んでません。ラノベ?読まないよ。読めって言われるけどね、編集部からは。嫌なの、読みたくない。読むと気持ち悪くなっちゃう。活字の読書が楽しさや面白さではなく、ロジカルな分析でしかないのは辛いし、そういうふうにしか商業創作をみれない自分は未熟です。でも、書いた人間の意図や気持ちが透けて見えてしまう。なにを狙ってるか、どう思って書いてるか…どう言われて書いたか。そういうのはね、自意識過剰なんですが…地獄ですね。
若い頃は凄い読書してたんですけどね…一時期から変な読み方をするようになって、それがおかしいと友人が気付かせてくれたから…その後もチョボチョボと読書はするんですけど、オススメされた小説を少し、くらいかな?実質、カクヨム以外で活字読まないです。ラノベは特に、ここ数年全く読んでません。読むのも仕事、って言っておいてこれです。一時期は仕事として読んでましたが、辛いんです。読めば読むほどわからなくなります。基本「売れてるから読んで」って言われるんですが、何故売れたかがわからないまま、売れた作品を読むとちょっとしんどいですね。正確には「売れた本の大事な要素はわかったが、それは売れなかった本にもちゃんと入ってるんですわ?お?」ってなります。売れた作品と売れなかった作品の差は本当に、ほぼないです。そのことに悲観的でもないし、否定的でもないですけど。やっぱり運も絡むんだな、くらいで。
俺は創作物に対して、既に批判や批評をする能力、というか、そうする立場と気概を失っています。いいとこだけ見つけて褒めたいし、それ以外はしたくない感じですん。いやマヂで。どれもみんな、すっごいイイじゃん!ここが輝いてるじゃん!って。そりゃ、どんな作品にも穴はあるし、ガバガバなとこもあるし、直すともっとよくなる箇所もある。でも、それを自分がロジカルに問い詰めることに、自分自身でメリットが感じられない。俺自身が楽しくないという単純な理由ですね。健全な批判批評は、作品にとって絶対的なプラスです。しかし、それを飲み込む作者側にも心構えを要求するものでもあります。その心構えを延々要求されてばかりだった過去の自分が、とても辛かったので。それに、創作物って貴賎のないものだから、一概に「いい」「悪い」って言えないんですよね。「好みだ」「あんまし」って、論理じゃなくて心ですし。どうしても優劣つけたいなら、商品として売って、売上という絶対価値基準で計るしかない。創作物はどれも、構成される全てが「味」であり「個性」であり、そこにいい悪いはないと俺は思ってます。
楽しい祭でしたね…こんなんじゃ俺、第二次スパ◇ボ「」も書きたくなっちまうよ。でも、それって今のスパ◇ボ「」を完結させてからですよね、猿渡さん!とにかく、素晴らしい企画を堪能しました…忙しくて多くは読めませんでしたが、自分がまだ知らないロボ作品が無数に合って、そのどれもが素晴らしいものでした。投票でいろんな作品に、俺の応援が伝わってれば嬉しいですね。投票した作品の結果に一喜一憂も、ほんと楽しい…拙作が評価されてることもありがたい。本当にいい企画で、満喫しちゃいました。最高です。関わった全ての肩に、ありがとうございました!と伝えたいですね。