昨日8/31は”I love youの日"ということで、うちのカエルレウムをMACKさんにいただきましたヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
作中ではなかなか表に出さない彼ですけど、愛は深い……はず!
このちょっと照れた顔かわいくてたまりません……!
ユエに
「今日は『I love youの日』だって!」
と言われた時のカエル。
何か期待されていることはすぐに察するけれど、正面から答えるのは恥ずかしいぞ……ってな感じですよね!!
初期の彼なら
「記念日か何かか?何が食べたいんだ?」
完結後なら
「あいらびゅ……?よくわからんが、今夜は月が綺麗だぞ」
くらい言いそうです( *´艸`)
以下ギャラリーを含めた小コント。
「何の日ですって?」
と、ビヒト。
「え……えっと、「大好き」の日……かな」
若干視線を逸らしながら答えるユエ。
「なるほど。愛を伝える日ということでしょうか。では、カエル様はもう少しストレートに仰った方がよろしいですね」
「いえ……あの、そんな真面目な感じじゃなくてぇ……(オウム返ししてくれればよかったんだけど……)」
ちらちらと顔を見合わせて、気まずそうに照れるカエルとユエ。
「面白そうな話をしてますね?」
ひょいと顔を出したのはルーメン。とたんに渋い顔のカエル。
にこにことやってきたルーメンの手には数冊の本が。資料なのか、趣味なのか、借りに来ていたらしい。
「私も一言多いとはよく言われますが、あまりちゃんと伝えたことはないかもしれませんね」
「……!おい、それは……」
ユエを庇うように一歩前に出て、ルーメンを牽制したカエルだったけれど、ルーメンはそのカエルの手を取った。
「私は貴方もユエと同じくらい興味の対象ですよ」
「……はっ?!」
何故かユエに問われた時よりも赤くなるカエル。それを見て、ビヒトは吹き出した。
「なるほど。では、私もたまには伝えておきましょうかね」
ビヒトもカエルに近づいて、胸に手を当て綺麗な角度のお辞儀を作る。
「カエル様がこうしていろんな顔を見せてくださるようになって、感慨深いものです。私はこれからも、貴方を愛しています」
もはや石のようになってしまったカエルに、ビヒトは悪戯っぽい上目遣いを向ける。からかわれているのだと感じていても、抗議も出来ずにいるカエルをユエはやれやれと半眼で眺め……くすりと笑った。
「カエルばっかりずるーい!」
ぴょんと飛び出したユエにルーメンもビヒトも笑う。
「では、ユエにも」
カエルの手を離して、ユエの手を取ろうとしたルーメンだが、そのユエの手はずいと指を突きつけてきた。
「それは嬉しいけど、でも、神官サマはフォルティス大主教にもっと伝えるべきだと思うな!」
虚を突かれて、ルーメンは少し困った顔をした。
「……フォルティスに、ですか?」
「そう。意外とそういうこと伝えてないでしょ。手紙でもなんでもいいけど!」
「突然そんなことを言われても、先方だって困るでしょう……」
「そういうのを伝える日なんだってば!」
「……なるほど。考えておきますね」
にこり、と綺麗な笑みを作って、ルーメンはスススっと後ずさりした。
「あ!絶対しないやつ!!」
追いかけそうになったユエをカエルが引き止める。
「いい。追いかけるな。やり返してくれたんだろ?そこまででいい……その、ユエのそういう所は好き……だが、俺は小さい男だから、他の男を追いかけられるのは妬ける……」
二人ともまたポッと赤くなるのを見て、ビヒトは笑った。
「私も、ユエ様のそういうところ、好きでございます」
「え!ほんと?」
「――!!ビヒト!!」
ほっほっ、と笑いながら、ビヒトも部屋を出て行くのだった。
終
ちょ、ちょっと長くなったか?ま、まあいいやw書き始めると楽しくなっちゃってぇ……(笑)
仲良きことは美しき哉。
MACKさん、ありがとうございました!