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拙作では、ついに中村半次郎が蝦夷に向かいました。りょうちゃんと出会うのはいつでしょう?
ところで、半次郎は指が欠損していると話の中で書いておりますが、これは史実のようです。ただし、その手が右なのか、左なのか、中指なのか、親指なのか、何本無くなっているのか、ということは、史料によりまちまちで、これぞ、っていう決定打がないようです。お医者さんが書いたと言われているものでも、左右違っていたりするので、公式でも非公式でもあやふや……
ということは、半次郎が指がないことをはっきりと他人に認識させないほどの人物だったんだろう、それほどの剣の達人だったんだろう、と勝手に想像し、半次郎という人物を描いております。これからちょくちょく出てくる中村半次郎にもご期待ください!
梅雨晴れの日に