• 恋愛
  • 現代ドラマ

『8月の金魚』あとがきもどき

こんにちは。ご一読ありがとうございます。

今日は新作が書けた訳ではなくて(すみません)、お礼を一言、申し上げたいなと。

『8月の金魚』が短編部門(ラブコメ・恋愛)で52位になりました!!!

ワァ───ヽ(*゚∀゚*)ノ───イ

ただ、短編ランキングは後から出した方が有利になるので、まだなんとも言えないのが現状でございます。
読んでいただき、☆をいただかないことには高順位に居座れないものなので。



読者の皆様、レビューいただいた皆様、ありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ
久しぶりに書いたのでうれしさ100万倍です! ふふふ。



さて、この作品ですがXではちょろちょろ書いていますが元々長編ネタで。
なぜ長編にならなかったのかというと、バイタリティがなかったからです(笑)

長編書かなくちゃ、といつも心のどこかで焦っているわけですが、そのネタのひとつでした。

今年は夏の間中ずっとサザン(桑田さん)を聴いていて、わたしは初期の曲がすきなんですけど、その頃の曲って『ひと夏だけの恋』を描いたものがめっちゃ多いんですね。
場所は茅ヶ崎辺り、湘南の海です。
最近のことは知りませんが、この頃はナンパという文化がありまして、男が女に声をかける。そこから恋が始まり、女が海を去る時に恋は終わるわけです⋯⋯。

そんなこと有り得ない!?

高校生の頃のわたしはその光景にうっとりしたものですが。
ちなみに男に生まれたら『ナンパをしたい』が夢でした(笑)。サザンの影響です。

で、現代、小説にするのにサザンを意識するならどうやって『ひと夏の恋』にするのか?
ラブコメなら海でラッキースケベとかありそうですけど、恋愛だとあまりに嘘くさいのは好きではないので。
しかも、わたしの考えるものは、ひと夏で切なくも別れてくもの。んー?

と考えたのが今作です。なんとなく伝わりましたでしょうか?



幼なじみ、或いは同級生のふたりが昔の淡い恋を思い出して夏休みに⋯⋯というのが背骨です。

ちなみにこのふたり、絶対これからも、別れても会う機会があるっていうのもわたしは面白いなぁと思っています。
会う度に気持ちが高まり、傷が痛む。
そういうのは読者さんは考えないかも?

それから、エンディングはふくみを多少持たせてみました。『夏は終わった』けど『恋は終わった』とは書きませんでした。
じゃあどうなったの?
知らない(笑)
ふたりがどうなったのか、それはひと夏の間のふたりの経験で変わるのかもしれません。

でも、どちらにしても金魚は死んだのです。
それがシンボルであることは間違いないです。



と、そんな風にストーリーを練りました。

ちょっと工夫したのは、あまり良くない手法だと思うんですけど『時系列』。
最後から遡るように始まり、話は本編に、エピローグは時系列。
あのループは意識して作りました。
そこが面白いなと思っていただけたらうれしいです。

で、ネタバレしたところで(そもそもひと夏なんだけど)あとがきもどき、終わりたいと思います。

まだの方、よかったらお願いします🙏
このまま少しでも読まれますように✩.*˚

ではでは、調子がよかったら2作目も書きたいと思ってますので、その時はよろしくです。
ありがとうございました、つきなみでした!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する