## テーマ
きのう、失恋した
百合
## 世界設定
ファンタジー現代。20世紀初頭に新しい物質を発見してそれが魔道発展の引き金になった的なイメージ。
産業革命に連鎖する形で魔道革命が起きた世界の、魔道科学文明が栄えてる日本。数年前の魔震によって水没した茨城県南部の上に作られた海上都市常陸が舞台。
## キャラクター設定
長瀬 ましろ(ながせ・-)
常陸魔道大学付属高校の一年生の女の子。体質的に付喪神を作りやすい。その反面、場所を問わずよく眠る。その特殊な体質を調べるため、斑と一緒の部屋で暮らしている。限られた人間のみが活躍できる実践魔道界において活躍する観菜に憧れを抱き、同居するうちにそれが恋に変わってしまった少女。
斑 観菜(まだら・かんな)
魔道研究のエキスパート。特別な血統を持たず、才能も持たず、常陸魔道大学の准教授になった女性。ましろのことは研究対象として見ている。研究者としては、ましろのことは興味深い存在としてとらえているが、一個人としてはましろのことが大嫌い。
海野 楓(うみの・かえで)
ましろの幼馴染。ただしましろの一つ年下。ましろをずっと好いており、観菜に嫉妬している。ましろが観菜に惚れていると考え、観菜を憎み、観菜を尾行したり部屋に盗聴機を仕込んだりした。結果、観菜はましろのことをむしろ嫌っているであろうことがわかったため、ましろに観菜に告白するように告げた。
## ストーリー
ましろが失恋する物語。
ある日、ましろは楓に言われて観菜に抱く感情が恋であることに気付く。
以降、ましろは観菜を振り向かせるべく様々なアプローチを試みる。
ましろの思いに気付いた観菜はましろから憧れていたという話を聞き、逆上。ましろへの嫉妬と憎悪から激昂してしまう。
失恋し、傷心中のましろを楓がなぐさめる。