三部第4話公開しました!
サブタイトル「闇に喚ぶ声」
深夜の摩天楼を揺るがす、新たなる陰謀の影――――!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886717792/episodes/1177354054889419570次回更新日は5月5日、日曜日の予定です!
さて、今日から新元号。平成の時代には色々な出来事がありましたが、心機一転! 気持ちを切り替えて前に進んでいくのですよっ!
と言いつつも、裏話は前回の続き! 終わった後だから書ける第二部の苦労話・その2をお送りします。
第二部の冒頭、突然知らない人たちの話が始まって困惑した方も多かった事でしょう。第二部からの新しい試みとして、第一部ではちょろっとしか描かれなかった妖視点の話を積極的に挟む事にしたのです。
……はい、分かってます。可愛い灯夜君がきゃっきゃうふふするのを楽しみにして来た読者の皆様にとっては、少しばかり退屈な時間になってしまったかもしれません。
けれども、この作品のもう一つの要素である妖怪退治異能バトルを描く上で、敵側の視点はどうしても必要なものだったのですよ。
敵味方それぞれの思惑が入り乱れた構図というのは、ストーリー展開の上で重要な要素。それを分かりやすく、かつ面白くする為の視点移動。
キャラの掘り下げという面でも有効なのですが……そもそもドキドキ魔法少女ライフを読みたいという方にチンピラ兄ちゃんやおっさんの担当回をお出ししてしまうのは、こちらとしても少々心苦しいものがあります。申し訳ない……
この自分、六篠壱岐という作者は昔から要領が悪く、特に加減という物を知らない性格なのです。だから日常パートも戦闘パートも常に全力。出来うる限りの全てをぶち込んで物語を創ります。
その結果、二部終盤の戦闘あたりは我ながら、少々やり過ぎたと感じるような濃ゆい展開になってしまいました。分かってはいても、筆が止まらなかったのですよ。
何だかんだ言ったところで、自分はまだまだ未熟な物書きです。読者の皆様が期待している物語とはズレたお話をお出ししてしまう事も多いと思います。
自重を心掛けてはいますが、今後も敵側の……それもおっさんやジジイが大活躍する話がたまに混ざると思いますので、どうか広いお心で見守って頂けると幸いです。
では、今回はこの辺にしておきましょう。次回はそうですねぇ……灯夜達の通う天御神楽学園についての苦労話という事で。
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