• 現代ファンタジー

「魔法少女ですが、男子です!」二部36話更新&裏話!

二部36話更新しました!「魔法少女ですが、男子です!」
サブタイトル「天を衝く光柱」
侵入者によって解かれた封印! そして現れる恐るべき強敵――――!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886717792/episodes/1177354054887600831
次回更新日は11月29日、木曜日の予定です!

さて、主人公の灯夜について語った後はヒロインの話。まずは第一部に登場する二人のうちの一人、四方院樹希ちゃんについて書きたいと思います。

彼女はプライドが高い名家のお嬢様であり、中学生にして現役の霊装術者。高位の雷術「八雷」と霊獣「鵺」の力を駆使して妖と戦う……ある意味、この物語の一方の主人公とも言えるハイスペックな設定です。彼女を主人公にしていれば、それはもう普通にシリアスな妖怪退治モノのお話になっていたでしょう。

けれど、そんな普通の話では今の舌の肥えた読者さんに通用するかどうか怪しいですし、どうせ書くなら今まで無かったようなお話を書きたい。よって彼女にはこの物語のヒロインを演じて頂く事になります。

彼女は灯夜が魔法少女になる前から妖と戦い続けてきた、いわば先輩ポジションの魔法少女です。物語の中では灯夜とニアミスしたり反発し合ったりを経て、やがて共通の敵に立ち向かう事になるわけですが……
ここで普通に良い子にしてしまうと、既に良い子である灯夜と被ってしまい面白くないので、彼女はちょっと怒りっぽい性格にしています。いわゆるツンのみのツンデレって奴ですね。その他にもやたら自分の力を誇示したがるとかそのせいでよく失敗するとかといったポンコツ要素を加えて、親しみやすい性格? になってもらいました。

主人公がまだ駆け出し魔法少女という事で、戦闘面ではしばらく彼女に頼る場面が多くなります。だからといっては何ですが、彼女が使う術には濃縮された中二病エキスをふんだんに投入してみました。やっぱり伝奇アクションはこうでなくっちゃねっ!


次回はもう一人のヒロイン、綾乃浦静流ちゃんについて書きたいと思います。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する