二部37話更新しました！「魔法少女ですが、男子です！」
サブタイトル「妖術・黒ノ呪獄」
暗闇に翻弄される我捨！ 死闘の結末や如何に――――！
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886717792/episodes/1177354054887647070次回更新日は12月4日、火曜日の予定です！
さて、今回は第一部のもう一人のヒロイン、綾乃浦静流ちゃんについて書きましょう。
彼女は前回の樹希ちゃんとは違い、妖とは無関係な普通の女の子。灯夜の日常に関わるヒロインとして登場します。
異能の力こそありませんが、彼女もそれなりにハイスペック。傍目にはもう小学生に見えない程スタイルの良い美人であり、眉目秀麗、頭脳明晰、スポーツ万能。
積極的にクラス委員を引き受け、高いリーダーシップを誇る彼女の二つ名は“完全無欠の優等生”！
コミュニケーション能力にも優れ、いわば灯夜とは正反対の存在。彼女と関わる事で灯夜は救われ、傷つき、そして魔法少女への道を歩み始めることになるわけです。
そんな彼女を描写するにあたって気を付けたのは、「普通の女の子」感です。リアルに居てもおかしくない一人の女の子の視点で状況を俯瞰する事で、物語に深みが出せれば良いかな……と。
あと、灯夜に対する「愛の重さ」ですね。彼女が灯夜に寄せている想いはどちらかと言えば崇拝に近いもので、そのせいで彼女は悩み、時として気持ちに反した行動に出てしまうのです。
まあ、ここいらへんは上手く描けているか正直自信が無かったりするのですが。だって現役JSの気持ちなんて……想像でしか語れないじゃないですかっ！
次回は裏話をちょっとお休みして、「魔法少女ですが、男子です！」テコ入れ大工事の予定について書きたいと思います。