• 異世界ファンタジー
  • 歴史・時代・伝奇

小説の中の言葉遣いについて

おはようございます。武蔵野純平です。

作中の言葉遣いについてご指摘をいただいたので、考え方を記載いたします。

■セリフの中の言葉遣い

言葉遣いは、そのキャラクターの性格や社会的な立場などを読者に想像させるので、気を遣う場合があります。

例えば、ホレックのおっちゃんは、豪快なドワーフなので『ら抜き言葉』、『い抜き言葉』で話します。

一方、主人公のアンジェロは、転生前に社会人経験があり、転生後は王子で王宮で育っています。

そこで、『ら抜き言葉』や『い抜き言葉』の使用を減らし、なるたけきちんとした感じ、言葉遣いが古く感じても、他のキャラクターよりフォーマル感があるセリフにするようにしています。


■地の文

しかし、私たちは日常生活で『ら抜き言葉』や『い抜き言葉』を使いますし、敬語を使うシーンも限られています。

会社の親しい先輩でしたら『そうッス』のように、部活で使う言葉で話すこともあります。

異世界転生小説は、読者が主人公に没入して楽しむ側面があるので、主人公の言葉遣いが、わたしたちの実生活と乖離してしまうと『読者が主人公に没入できないかな?』とも思います。

そこで、地の文で主人公が一人つぶやく場合は、多少崩した言葉遣いにしてみるといった工夫を試しています。

このようにキャラクターの言葉遣いは、考えた上で選択し、小説を書いています。

お願いですから、作者(わたし)とキャラクターを尊重してください。

書いてある文章を添削するのは、止めてください。


■明らかな誤用や誤字のご指摘は受け入れています

一方で、明らかな誤用や誤字脱字のご指摘は受け入れています。
過去、応援コメント欄でご指摘頂いた誤字脱字などは修正対応済みです。

※音位転換(例:シミュレーションとシュミレーション)は、そのままにする場合があります。

以上よろしくお願いいたします。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する