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他人に意見を言う難しさの話

今日は風邪薬を飲んで一日寝て仕事をしていました。
お客様に一件納品です。

薬が効いて大分楽です。
頭がボーっとしているので、執筆はお休みしています。

さて、小説の話しだけではないのですが、他人に意見を言うのは難しいですよねと言う話しです。

会社員時代システムコンサルや業務コンサルとして、何社かお邪魔させていただいた経験があります。

いやね。
コンサルなんて嫌われるんですよ。

そりゃそうですよ。
誰だって自分のやっている仕事に口を出されたくないし、会った事もない人間に評価されたりしたくないですから。

で、そう言う時に大事な事が三つありまして。

1 立場を明確にする(依頼者をはっきりさせる)
2 信頼関係を築く(現場に足を運ぶ、現場の人のご意見も拝聴する)
3 事実に基づいて評価を行う(数字が無い場合は、目安となる数値を手作業で集める)

この三つです。

まず、1番目なのですが、仕事場に関係ない人間が入って来る事を大抵の人は嫌がります。
なので、
『社長様からこれこれこういう依頼を受けましたので、ご協力をお願いします』
『取締役の○○様のご依頼です。経営企画室の○○様に窓口になっていただいております』
といった具合に、誰からの依頼であるか、どう言う立場の人間であるかをはっきりと調査対象の人物に伝えます。

そうでないと、いかがわしい人が会社に不法侵入した事になっちゃいますからね。
(^^;

そして、2番目は面倒臭がる人も多いのですが、現場とコミュニケ―ションをとる事も大事です。
相手は機械でなく、血肉の通った人間です。
ですので、何度か顔を合わせて話しをしていれば、『まあ、こいつも悪いヤツじゃなさそうだ』とガードを緩めてくれます。

そうすると生の意見を拾い上げやすいので、仕事が進めやすくくなります。

3番目ですが、他人のお仕事を評価する際は、なるたけ客観的な数値評価が良いです。
コンサルタントの『印象』だけで評価を行うと、現場に反発を食らいますし、単に個人の感想文になってしまいます。

数値が無ければ手作業で集計するしかない訳です。
ポイントとしては、コンサルタントの主観に沿った(つまり結論ありきの)数字集めと言うのは、避けた方が良いです。
ある程度の仮説を持って数値を集めるのは良い方法なのですが、結論に合わせて数値を集めると(数値化すると)、反対のデータが出て来た時に問題になります。

ちなみに、最終的に解決策としてこうすると良いんじゃないですか?
と提案を行って、そこでさらにサービスなり商品を売るのがコンサル系の仕事です。
(評価だけのお仕事もなくはないだろうけど、それじゃ商売にならない)

――と、昔の仕事を思い出して書いてみましたが、裏返して考えてみるとですね。

1 人に意見を言える立場になく。
2 信頼関係がなく。
3 事実評価や数値評価がない。

と言うような場合、信用ならないのですよ。

えっ? 何の話しかって?
もちろん、あれです。

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