フォロワーさんがちょっと増えたので各シリーズの作品説明してみるよ①の続きです。
【Midnight Edenシリーズ】
https://kakuyomu.jp/users/mozukuchan/collections/16816452219398674253 主人公が二人いるW主人公もの。
犯人は誰?のフーダニットではなく、なぜ殺した?の犯行動機を探るホワイダニットミステリーです。
Midnight Edenを略して私はミドエンシリーズと呼んでいます。
シリーズ名も真夜中シリーズとか考えてみたのだが、既存の出版作品と被りそうなシリーズ名になりそうで真夜中シリーズは却下。
色々と思案した結果、ミドエンシリーズなら絶対に他作家の既存作品と被らないだろう!という結論に至りましたとさ。
前作の早河シリーズが私の中では王道の位置づけだったため、邪道で暗い話を書きたくなって書いてみた早河シリーズの後継シリーズ。
世界線は早河シリーズと同じです。時間軸は早河シリーズ→ミドエンシリーズになります。
ミドエンシリーズ執筆最中に書いた2020年9月の近況ノート【これ万人ウケはしないだろうなって思いながら。】から引用↓
『私ごときのミステリー作品に賛否の批評はつかないだろうが、シリーズ全体に漂い始めた臭気は好きな人と嫌いな人がわかれる。』
『万人ウケよりは刺さる人には致死量で刺さる、そんなミステリーシリーズになりそう』
このシリーズは臭気がぷんぷん漂っています。たぶんイヤミスの部類。
だから作品のひとつひとつに「イヤミスだから苦手な人は回れ右して自衛してね!」の注意書きが必須でした。
コレクションに書いたシリーズ概要は「犯罪者に近い女刑事と人殺しはビジネスと語る殺し屋のW主人公ホワイダニットラブミステリー。早河シリーズの流れを引き継いだ後継シリーズは闇と闇が交わる物語。」
犯罪者に近い刑事って時点で治安ヤバめ。スラム街並みに治安悪い。ここは九龍か??
こんな世界イヤだ。作者の私でさえ、読むと早河シリーズが恋しくなる(笑)
主要メンバーはツンツンクールビューティーな女刑事の美夜と陽気な大型犬の相棒の九条くん、そして冷徹クールな殺し屋の愁さんとその同居人の兄と妹。
早河シリーズのような、ほのぼのシーンを作りたくて九条くんが鳩とたわむれる場面を挟もうと思ったのに、どうしてもそんなシーンを挟む余地などなかった。
ハトポッポとたわむれる九条くんを最後まで書いてあげられなかったことが無念じゃ。
あと早河シリーズ主人公の早河さんとミドエンシリーズのW主人公の片割れの愁さんを一度、対峙させてみたかった。
この二人、立場は真逆だけどきっと馬が合う。
ツンツンクールビューティーな主人公、美夜もただのツンツンクールビューティーじゃないのよね。
読者さんの傾向も、美夜を好きになれるかがシリーズ読破の鍵かもしれません。ナチュラル女たらしの愁さんは好きな人多そう。
愁さんは私も大好きよ〜!!
ミドエンシリーズはどの作品も扱う題材も重たくて暗いけど、魔法のiらんどでのミドエンシリーズは全作一気読みの傾向があります。
万人ウケよりは刺さる人には致死量で刺さっているらしい。だからミドエンシリーズは魔法のiらんどの方がカクヨムよりもPVあるのよね。
作者のイチオシは【episode4.月影】
ミドエンシリーズはロミオとジュリエットのような禁断ラブ&サスペンスが好きな人におすすめです。