郷里でも旧年に参拝に行った。
諏訪神社に30年は通ってきた。
大晦日にはこの階段が群衆で覆われる。
今年もくんちが無理かもしれないと聞くと、虚しい。
文化というものは継承していく人がいないと、すぐに廃れてしまう。毎年のくんちというお祭りでも、6年単位で踊町は取り組んできた。
コロナ禍で、というお題目ではもう済まされない。
離島でも初めての元旦を迎えて、初詣に行った。
この神社は、目前の野崎島に対となる神社を持つ。
人口の少ない離島なので、たったひとりで参拝した。
目前に広がる光景がまるで違うな、と独り言を呟いた。