• 異世界ファンタジー

時々思い、はっきりしてきた事。

 時に『物語を書く』として大事な事は何だろうか?
「キャラがぶれない事」?
「プロットがしっかりしてる事」?
「伏線をしっかり回収する事」?
色々あると思うけど自分が物語を書く時にこの辺りが抜け落ちてる…と言うよりは…
『抜け落ちていないと書けない』と言う部分があるなと最近気づく。
「そんなの物語を書く者として端から終わってる」と言う声もあると思う、俺もその辺りを否定するつもりは無いがいざ自分が書いてる時を思い出すとこの結論に至る。
何でだろ?と思って考えた時に前から思っていた事がそのまま答えになってる気がした…それは…
『この物語を書いてる自分こそがこの作品の第一のファンであり続きを期待して待つ者』だという事で。
それはそのまま『俺はこの世界(物語)を創造した神だ』的視線や思考で書いてないなと。
言葉で説明してわかるか解らないが想像してほしい…
『中心から渦を描いて外へ向かう様に書いていく絵』であったり
『初めから円を描きながらも縁にならないまま前進していく絵』であったり
そんな感じの話の流れが自分の書いてる作品のように思うしなにより。
『この話の先はどうなるのだろう?』と書いてる自分が一番思っていたりする、無論「中継地点的イベント」と「エンディング草案」位は考えて書いてはいるがその途中がどうなるかはノープラン、と言うよりはむしろ「そこまで行った時にどんな景色が見えてどんな物語があるのか見たい知りたい」と書いてる自分が思っていたりする。
 そんな自分の物語が果たして完結して、纏まって、面白くなるかどうかはわからないがそれでも構わないと思っている。
俺が物語を書く時のスタンスは多分「とある主人公の背中か足跡を追いかけるとある作家目線」なのだろうから。

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