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アニメ『少女終末旅行』を見終わって

アニメ『少女終末旅行』を最終話まで見た。
「いいものを見た」という思いと「これでチトとユーリとお別れか」とさびしい思いが両方あって……いや、やはりさびしい思いのほうが強い。

少女終末旅行の原作が書かれたのはたぶん藤本タツキの『ファイアパンチ』と同じころと思う。
どちらも「人類の終わり」がテーマの作品で、ともに若い才能が未来に希望より終わりを見出している。

ファイアパンチは最後地球樹の中でアグニ(サン=太陽)とユダ(ルナ=月)が再会し、二人が眠りについて人類の歴史も終わる。
少女~のアニメはチトとユーリが人がいるかどうかわからない上層目指して旅立つところで終わる。
老兵にはこのラストがこたえる。なぜなら二人ならさびしくない。
しかし老兵は自分が一人で終わる予感がある。
だからこたえるのである。

明日は少女終末旅行の原作を読む。こちらも楽しみだ。

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