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チャイルドフッド

鳥山明先生が亡くなり、海外ファンのコメントを見ていたらしきりに「chidhood」という言葉が出てきた。
幼年期という意味だが、鳥山先生のドクタースランプやドラゴンボールが世界中の人々の幼年期の記憶、それももっとも大切な記憶と分かちがたく結びついているのが今回よくわかった。

自分は鳥山先生のよき読者ではなかったが、先生がドクタースランプ連載中ゴジラの絵を描いたのを覚えている。
デフォルメされた可愛らしいゴジラだった。
ゴジラは自分の幼年期最大のアイドルで、鳥山先生もそうだったのかなと思ってうれしかった。

藤子F不二雄が亡くなったとき「日本の幼年期が終わった」といったようなことをいしいひさいちが発言していたが、今回自分も同じことを思った。
人は失ってからようやく失ったものの大きさに気づく。
愚かな自分は特にそうで、今回またしてもそのことを思い知らされた。
残念無念である。
合掌。

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