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チェンソーマン157話とアサの失われた右手

今日ジャンププラスでチェンソーマンの最新157話を読んだ。
扉絵でいきなり贔屓のアサとキガが出てきてうれしかった。
アサの右袖がはためいているのは先日吉田との戦いで手を斬り落とされたからだが、となりのキガのスカートもめくれていて、不敬だが「風を感じるいい絵だな」と思った。

右手がないアサを見て、最近ジャンプで人気の『カグラバチ』の主人公チヒロの右手もこの前の戦闘で失われたのを思い出した。
日本には体の一部が欠損したヒーローの伝統がある。
丹下左膳(左膳=左がいいという意味)は右目と右手がないし、柳生十兵衛は右目がない。
偶然かもしれないがみんな欠けているのは「右」で「左」が残っている。

どうでもいいが自分(森新児)は五歳のとき事故で片目を失明している。
失明したのは左目である。
「左」が欠けて「右」が残った。
やはり自分はヒーローではないんだなと思う。

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