今日ツイッターを見ていたら長らくジャンプで休載していたルリドラゴンの連載が再開するというニュースを目にした。
年始からいやなことばかり続くが、これは今年自分が聞いたもっともうれしいニュースである。
再開を祝してひさしぶりにルリ~の一巻を読み返したが、これがおもしろい!
平凡な女子高生の日常を淡々と描く作風だが、そこになんの前触れもなく突如「ドラゴン」というとんでもない異種が混じるのが強烈。
特に初めてルリが火を吐く場面。
授業でルリが朗読していたらくしゃみが出て、それと一緒に「ゴオッ」と口から火が飛び出す。
笑いと驚きが同時にくる名場面で、これでルリドラゴンは名実ともに「ルリドラゴン」になった。
一巻の最後の印象も強烈。
雨の日、教室中に静電気が立ち込めている。
どうして? と思ったらルリの髪の毛が逆立っている。
放電しているのだ。
火に続く二つ目のドラゴンの特性で、ルリドラゴンはここで休載になった。
読者が「続きはどうなる!?」と悲鳴をあげるような終わり方で、ルリドラゴンが神格化されたのは「ここ」にも一因があると思う。
その続きを一年半ぶりにようやく読める。
眞藤先生おめでとうございます。
ルリドラゴン楽しみに読ませてもらいます。