異世界オークションへようこそ〜優秀なオークションスタッフたちは数々の難題と災難に立ち向かう〜
https://kakuyomu.jp/works/16818093074883268782の設定になります。
(閑話 彷徨うモノは輝きの場所で歌をきく が終わった頃です)
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【ザルダーズ】
異世界オークションを運営している会社。オークションは月に一回、開催される。
参加者の匿名性の確かさと、スタッフの口の堅さをウリにしている。
貴人を相手にしたオークションなので、厳しいルールの上で運営されている。
――ザルダーズのスタッフたち――
◆ザルダーズオーナー(オーナー)
◆ベテランオークショニア(ベテラン)
ザルダーズオークションのトリを務めるベテランオークショニア。
◆中堅オークショニア(チュウケン)
中継ぎ担当。
◆若手オークショニア(ワカテ)
ザルダーズオークションの若手オークショニア。まだまだ修行中の身で、前座担当。
◆見習いオークショニア(ミナライ)
雑用担当。修行中の身。
◆ガベル(木槌)
オークションハンマー。
ザルダーズのガベルは、長年愛用されつづけた結果、意思が宿った模様。
『黄金に輝く麗しの女神』様がとても気になるみたい。
女神様の夢にお邪魔したときは、少年の姿になっていた。
ちょっとツンデレ?
◆サウンドブロック(打撃板)
木槌で叩かれる木の板。
ザルダーズのサウンドブロックは、長年愛用されつづけた結果、意思が宿った模様。ガベルに物理的にも精神的にも叩かれまくられる役。ガベルが大好き。ちょっと嫉妬深いかも。冷たくされればされるほど燃え上がる……らしい。
『ストーンボックス』のロットのときに、ベテランオークショニアが叩き損じて、端が欠けてしまう。
――オークションの参加者たち――
◆『黄金に輝く麗しの女神』様(女神様)
とても美しい女性で、なかなかのオトコマエな性格。『ストーンブック』『ストーンボックス』をトンデモナイ値段で落札した。
◆『黄金に輝く美青年』様(若者)
『ストーンブック』のアンダービッター(オークションにおいて、2番値で競り損ねたひとのこと)。『ストーンボックス』の回では不参加。
とても美しい男性。
◆『豹の老教授』様
古代遺品を落札しているオークションの常連。『ストーンブック』『ストーンボックス』と落札しそこねている。立派な老紳士。
――オークションの出品物――
時間軸に沿った出品順。
『ストーンブック』
ただの本の石彫。用途不明の古代遺品。
落札者:『黄金に輝く麗しの女神』様
アンダービッター:『黄金に輝く美青年』様
『ストーンボックス』
ただの箱の石彫。用途不明の古代遺品。
落札者:『黄金に輝く麗しの女神』様
アンダービッター:『豹の老教授』様
『虹色に輝く羽根』
ただの綺麗な羽根。
――オークション用語――
※実際に使用されております。
【オークションハウス】
美術品や収集品などの資産の売買を容易にするビジネス施設。
【オークショニア】
競売人。
【パドル】
入札札(にゅうさつふだ)。
【ハンマープライス】
落札金額。
【ロット】
オークションに出品された作品につけられる単位。管理番号(識別番号)みたいなもの。
(異世界オークションでは、一品、一品に対して行われる競りをロットと表現しています)
※オークション参加者が入札価格を宣言することを『コール』最初の第一声を『ファーストコール』と描写しましたが、それは創作表現となりますので、ご注意ください。
※三分ルールと砂時計。入札価格が提示され、三分以内に次の価格が提示されない場合、最終入札者が決定する。最終入札者が落札者となり、落札者がコールした金額が、ハンマープライスとして決定する。というのも創作表現です。
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次のお話し
4章 輝く羽根の行方はさっぱりわからない
4-1 塀の外
はこちらになります↓
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