古志加「そんなっ……、そんなはずありません。」
若大根売「いいえ! これが真実よ! だって塩売が実際に現場を目撃してるんだから。」
古志加「ひぃぃ! だって、だって男なのに!」
若大根売「わからないのね、古志加。小竹売《しのめ》、教えてあげなさい。」
小竹売「ええ! 聞きなさい古志加。
(あたしが作った)秘話、
『蘇芳と梓弓』…………。」
古志加「ひぃ〜っ! 信じられないよ……。」
【お知らせ】
嶋成のエピソードが落ち着くまで、公開スピードをあげます。
一話は、1700〜3000文字。
一話だけ公開の日、何話も公開する日と設けます。
(6:00から、6:02、6:04、と、二分刻みですぐに公開するので、その日何話公開されたかは、すぐにわかります。)
判断の基準は一つ!
私が読者だったら、ここまで読みたいよね、と、思うところ、キリが良いところまでです。
だから、話数も文字数もバラバラでも、「読書しやすい」と思います。
時間がない方は、自分のペースで読書してくださいね。
嶋成のエピソードはね。プロットは、もう、二年以上前から、あっためてるの。
こうなるの。
運命なの。
ただ、計算から外れた事が一つあります。
嶋成への、読者さまの励ましの声が多い。
幸せになれよ、という声が、予想以上に多いのです。
だから、公開スピードアップという形で、その声にこたえます。
「あらたまの恋 ぬばたまの夢」をご覧になった読者さまは、嶋成がたどる運命を、うっすらわかってらっしゃると思います。
でも、嶋成のエピソードは、削ったり方向転換はしません。
きちんと、納得の物語に、なっていますから!
ついてきてくださいね、皆様。
「恋や明かさむ」
古志加の章
第四十話 「花麻呂っ、次から次へと来るよー!」
https://kakuyomu.jp/works/16817330667140952851/episodes/16818093075802448416