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加須 千花
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2024年5月11日 16:47
「うらふく風の」歓喜の母刀自の挿絵
「若田郷出身、北田花麻呂です。」
花麻呂、十五歳。
今日は、上毛野衛士団の、卯団に配属されて、始めての挨拶の日だ。緊張するぜ。
ぞくり。
突然、花麻呂は、身体が冷えた。
気のせいか。
気のせいだ。
ぞくぞくぞくっ。
「うっ。」
いや、気のせいじゃない。激しく身体が冷えて、なんだか腹が痛くなってきたような……。
いかん花麻呂。はじめの印象は大事だぞ!
笑顔だ、笑顔!
「うらふく風の」
第三話 「あどすすか」
https://kakuyomu.jp/works/16817330655408028560/episodes/16817330655427067293
加須 千花
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4件のコメント
かごのぼっち
2024年5月11日 17:01
花麻呂には可哀想だけど、母刀自はこんなにも喜んでいるのだから、我慢我慢。
母刀自が頑張ったおかげで、古志加と三虎は添い遂げたのだから、花麻呂の春は母刀自が齎したようなもの!!
だと、思って我慢我慢。
加須 千花
2024年5月11日 17:34
かごのぼっち様
ええ、花麻呂には可哀想だけど、我慢ガマン、ですね(笑)
花麻呂は、なーんにも事情を知らない。
母刀自は喜んでるし、母刀自の頑張りが巡り巡って君の春を……、ですからね。(≧▽≦)
きんくま
2024年5月11日 18:31
あぁ、このシーン、大好きでした。
挿絵でも見れて嬉しいです、ありがたや~
加須 千花
2024年5月11日 19:44
きんくま様
このシーン大好きと言ってくださり、ありがとうございます!
私も描いてて、楽しかったです。(≧▽≦)
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「うらふく風の」美しい母刀自の挿絵
「うらふく風の」川をわたる風の挿絵