『あらたまの恋 ぬばたまの夢ver』
春の青空に、儚く舞う桜の花びらが、桜吹雪をつくる。
古志加「三虎……。上野国では桜が咲いたよ。奈良はどうなの?
相変わらず、大川さまの後ろに、きりっとした顔で付き従ってるんだろうな。
会いたい。
三虎の顔が見たいよ。」
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『恋や明かさむver』
桜吹雪のなかに、大切にしてる妻が立つ。
はにかんで、こちらを見る顔は、あどけなく、美しい。
古志加「今年も桜が咲きました。一緒に見ましょう? 愛しいあなた。」
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きんくま様、ありがとうございました。
きんくま様著『ヒマを持て余した神々のアソビ』
https://kakuyomu.jp/works/16817330666360712184物語の世界が重層的に作りこまれ、スピンオフ展開もたくさんされている、主人公ミーツェさんの優しさが魅力的な物語です。