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「いはゐつら」 〜川嶋と福益売〜 

「あ、あの。どうぞ。」


 福益売が木箱をさしだしてくる。


「ありがたく。」


 何かヘソのあたりがムズムズくすぐったい気持ちになりながら、わらびの漬物をつまむ。




↓「いはゐつら」
第六話  福を益す。良い名前だ。本当にぴったりだ……。
https://kakuyomu.jp/works/16817330657025571745/episodes/16817330657074755479

4件のコメント

  • この場面、大好き!
    不器用なおのこにしずかに吹いてくる恋の風。
    激しい身を焦がすような恋も好きだけど、こういうの、いい。
  • 壱さま

    この場面、大好き、と言ってくださり、ありがとうございます。
    不器用なおのこに、静かに吹いてくる、恋の風。
    春の陽気で、優しいあったかさです。
    いっつもニコニコ笑ってる、福益売が、明るい春を連れてきます。
  • 千花ちゃん、こんにちは😊

    福益売さんと川嶋さんの、挿絵が見られるとは思わなかったので、嬉しいです。
    二人のお互いに秘めた想いが表情に現れていますね。
    恋が成就する前のこの関係がほのぼのしていいですね。
  • この美のこ様

    こんにちは。
    福益売と川嶋の挿し絵です♡
    お互いを意識してるのが、表情にでてます(≧▽≦)
    恋が成就する前の、この関係も、良いものですよね。
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