改めて、お越し頂きありがとうございます。
読んで、楽しんで頂ければ幸いです。
初めての投稿なので、自己紹介の代わりに、私の執筆遍歴を載せてみようと思います。
書くことは昔からの趣味でした。
高校から短大時代は、ファイナルファンタジーの二次創作を書いていました。
しかも流行りに流行った7ではなく、私が一番好きだった6で。
友達からの需要はあまりありませんでしたが、それでも満足でした。
BLで書いてよ!と言われた事もありましたが、それは最後までできなかった…。
来年2024年は、6がリリースされて30周年記念です。
そんなに経つんだぁ…と思いつつ、今でもたまーに、好きだったキャラが夢に出てきて、起きてから「あ、これで小説書けそう」なんて。
ずいぶん根深いところに在るんだと思うと、嬉しいやら情けないやらで、にんまりしてしまいます。
社会人になってからは、ふとしたきっかけで、MMORPGを始め、金銭感覚もザルだった私は、そのネトゲをやるためにネカフェに通う日々を送りました。
自分と同じプレイヤーが、他のプレイヤーを攻撃できる、PKやPVPが実装されたゲームで、その物騒な仕様が私の創作意欲に火をつけました。
ビジュアル的に一番好きだった、「ダークエルフ男の短剣職」を主人公に据え、冒険譚ではなく、ミステリーのように、読み進めるにつれて謎が解明されていく物語にしました。
ゲーム内設定では補完できない部分はオリジナル設定を足し、下書きノートを何冊も汚しながら、執筆に1年かけました。
完成の暁には、感極まって、世界に一冊だけの本まで作りました。
B6サイズのハードカバーで200ページ。
パソコンのキーボードは、主人公とヒロインのイニシャルと、「」の印字がかすれました。
でも、私の当時の性質を反映してか、主人公はひねくれててコミュ症。
今読み返したら、読むのが苦痛すぎて、飛ばし読みしかできません。
まぁ、今となってはいい思い出です。
そこから10年近く、何も書いてきませんでした。
ネタは細々とためていたけど、形にならない。
仕事だ家事だと理由をつけて、足が遠のいてしまっていました。
けれど、昔から続けてきた趣味の楽しさは忘れられません。
いつかまたやりたい。
そんな思いは心の片隅にありました。
今度は、ずっと挑戦したいと思っていたオリジナルで。
趣味で小説を書いている、と人に言ったら、すごーい!私の周りにそんな人いないよ!なんて言われます。
でももしかしたら、その人が知らないだけで、みんなひそかに物語を綴っていたりするんですよね、きっと。
細々とでも、投稿を続けていけたらいいなと思います。