これは最新話(現時点)のあとがきにも、同じ内容を掲載しているのですが……。
先日、コメントで『YouTubeに漫画あって、そこからこっちに来ました』的なものがありまして。
その人自体は、面白かったと言ってくださってたので、悪気とかもなかったのかなとは思うんですが。
それ、無断転載なんで。見つけた場合は、すぐにKADOKAWAのカスタマーにご報告いただきたく思います。
一応、件の違法掲載については私の方も確認したのですが。そこでは一万以上の再生数がありました。
それを間口が広がったと見る人もいるかもしれませんが、コンプティーク、カドコミ、ニコニコ漫画などの正規ルートが存在する以上、あってはならないものです。
宣伝云々については、私こと原作者、コミカライズを担当していただいている藍川先生、出版社の方々がしっかりと行っておりますので。
違法掲載は、そうした関係者の方々の努力を横から掠め取る行為に等しいです。
特にコミカライズの内容をアップロードする行為は、私だけでなく藍川先生からの収益を奪う行為であるため、絶対に看過することはできません。
事実、今回挙げた例においても、単純計算で一万以上の方々がもたらすはずだった収益が損なわれたということになります。
ですので、そういうのがあっても見ないでください。見るなら正規のルートで見てください。その上で、できる人はKADOKAWAのカスタマーに報告してください。
一番悪いのは、もちろん違法掲載している人です。なので、見てしまった人を私が非難することはないです。軽蔑もしません。
ただ文句は言います。違法なルートで見たのなら、せめて買うなりなんなりして、関係者の方々に還元してくれやと。もちろん私にも。その内容が、たとえ好みじゃなかったとしても、です。
それでも意地でも買いたくないという人は、盗人を駆逐するのを手伝うぐらいはしてください。それが最低限じゃねぇかと。KADOKAWAのカスタマーに連絡するだけで良いので。
それが原作者として、せめてもの要求でございます。