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個人的に好きなシーン10選!

こんばんは。
時雨青葉です。

『世界の十字路』11巻が終わりました。
今回実を叱ってくれたノルンには、内心で感謝ですわよ。知り合ったばかりだからこそあえて言えることって、あるでしょうからね。

さて、11巻まで終わったところでシリーズ累計125万文字を突破している本作ですが、折り返しも超えたところで、作者の完全なる偏見によるおすすめシーン10選をご紹介。(好きなシーンありすぎて、めっちゃ悩んだ…)
「シリーズ長すぎて読む暇ないんじゃボケ!」という方は、こちらからチラ見してみて、興味が湧いたら本編もゆっくりと楽しんでみてくださいませ。

■1巻「垣間見える闇」
物語の序盤も序盤。実、拓也、尚希の3人が初めて集結した後のシーンです。
なんといっても拓也のダークサイド感が…。
実(じつ)は拓也のキャラは初稿ではもう少し丸い感じだったんですが、物語が進むにつれて猫被りではごまかせないくらいとんがってきたので、改訂を経て最初からとんがりました(笑)

<ストーリーはコチラから>
https://kakuyomu.jp/works/16817139555801718895/episodes/16817139555804582348


■2巻「あれよあれよと親公認」
じいちゃん大暴走&尚希兄さん大自爆によって、ほぼ結婚確定まで進んじゃうの巻www
おすすめカットでイラストにするくらい好き。本作初のおふざけシーンかもしれない。
全てはキャラが脳内で勝手に動き回った結果…

<ストーリーはコチラから>
https://kakuyomu.jp/works/16817139555828746944/episodes/16817139555834428328


■5巻「使命か、命か――」
命を懸けてでも目的を達するか、目的を諦めてでも生きていてほしいか――。
どちらの気持ちも正しいもの故に、そこそこ考えさせられるワンシーンになったのではないかなと思います。
このシーンを書いたのは2013年でしたが、約10年経った今でも考えさせられるなと感じます。

<ストーリーはコチラから>
https://kakuyomu.jp/works/16817139556084754792/episodes/16817139556088293510


■6巻「幸せすぎる夢」
実がお父さんとようやくまともに言葉を交わせた場面。
大好きなのに傍にいられない。切なさともどかしさと、そしてささやかな幸せが凝縮された優しい一幕になったと思います。
早くちゃんと会わせてやりたいね…。もう少し待っておくれ…

<ストーリーはコチラから>
https://kakuyomu.jp/works/16817139556217494696/episodes/16817139556275553351


■6巻「彼がどんな存在であろうと――」
ザ・青春シーン。
大切な人に自分には言えない秘密があると感じた時、あなたならどうしますか?
その秘密に踏み込んで共に背負おうと考えますか?
それともその秘密には触れずに、秘密を抱えた相手をそのまま包み込みますか?
これもまた、人によっていくつもの答えがあるでしょう。正解など、どこにもないのです。

<ストーリーはコチラから>
https://kakuyomu.jp/works/16817139556217494696/episodes/16817139556277180792


■7巻「互いの想い」
自分が抱えているものを話そうとしない尚希に、我慢できなくなった拓也がとうとう詰め寄るシーン。前述の6巻のシーンとは、対極となるシーンかもしれません。
自分で書いておいて何言ってるんだという話ですが、このシーンの拓也の言葉は作者の胸を抉ってきます…。

<ストーリーはコチラから>
https://kakuyomu.jp/works/16817139556285184691/episodes/16817139556303064245


■8巻「人間の世界に行ってよかった」
人間を嫌うイルシュに、実が素直な気持ちで異世界に逃げたこともよかったと語る場面。
人間のことを好きになってくれとは言わない。でも、自分がそこで過ごして得た経験は、嫌なことばかりではなかったことだけは知っていてほしい。
精霊たちも人間たちも傷つけたくない実の優しさが垣間見えるシーンではないかと思います。

<ストーリーはコチラから>
https://kakuyomu.jp/works/16817139556314246920/episodes/16817139556389862921


■9巻「その後」
ユエちゃんの事件が解決したアフタートーク。
「好きなの?」という無垢な問いに、実と桜理で反応が全然違います(笑) 桜理ちゃん、もっといじってやってwww
こういうのほほんとしたシーンを書くのも楽しいですね。

<ストーリーはコチラから>
https://kakuyomu.jp/works/16817139556462996478/episodes/16817139556519851130


■10巻「共鳴に気づく時」
拓也の大きなターニングポイントとなる大事な場面です。
今回初のお出ましとなった隠し武器の槍が、この後の物語で大きな存在感を発揮します。
さあ拓也、思うようにゴー!!!!

<ストーリーはコチラから>
https://kakuyomu.jp/works/16817139556522626014/episodes/16817139556556701623


■11巻「両者、互いに守る者として――」
ゴー!!と背中を押した瞬間、ぶちかましとる…。口より先に手が出とる…。拓也お前、今までどんだけ我慢してたんだよ…(震)
拓也伝説の始まりともいえるシーンです。これが後の「共闘」の話に繋がっていくわけですが、こちらの話も大好きです。
何かあると火花を散らす拓也とクルオルの二人は、総じて楽しく書いていた記憶があります。

<ストーリーはコチラから>
https://kakuyomu.jp/works/16817139556560821744/episodes/16817139556615874876


さあ、いかがでしたか?
拓也に始まり拓也に終わりましたね…。どこかの近況ノートで拓也を書いているのが一番好きだと書いた記憶がありますが……こうして並べてみると、改めてそう思いますね。
今本編と番外編を同時執筆していて、番外編の主軸が拓也なんですが……こいつ、一歩間違えばただのクズになってたんだろうな~と思います(汗)

では、長くなっちゃいましたが今回はこのあたりで。
次回、ノルンによって心を揺らされた実の身に最大のピンチが訪れます!
そして、晴人をしのぐ最強のウザキャラが登場です! 誰かあの変態を止めてくれ~~~っ!!

昨今また色々と大変になってきた時期ですので、皆さまどうぞお体は大事にしてくださいね。
おやすみなさ~い。

2022.08.12
11巻ラフカット&11巻おまけ話追加

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