月曜日からこんばんは。
書けないストレスと読めないストレスが爆発しそうな時雨青葉です。
先日★もいただいた『竜焔の騎士』ですが、皆様のおかげで27,000PVを突破しました!
本当にありがたい限りです。
さーて、今日のお茶濁しイラストはシアノ&ノア(おまけつき)です!
シアノは確か、当初考えていたストーリーでは完全に悪役に染まったキャラだったんですよね。
レクトが人間の世界に干渉しやすくするために用意した手先+キリハたちが警戒心を抱かないという設定はあって、子供の姿……なんなら、レクトの能力による分身設定もどうかなんて考えていた気がします。
ただ、ドラゴンという生き物をこれ以上ファンタジーにすると世界観が保たれない気がして、分身設定は没。
そして、シアノがレクトの強力かつ便利な駒であると同時に致命的な隙でないと、物語に転機をつけられないので、子供は子供でも影響を受けやすい心を持った、根は純粋な性格に落ち着きました。
実はシアノ、割と大詰めギリギリまでデッドオアアライブが決まっていませんでした。(どっちのストーリーもそれなりにあって…)
それを親にぽろっと零したら〝そんな子供を殺すな!〟と怒られました。
うん、正解。
確かによろしくないよね。
ハッピーエンドにしたいんだし、犠牲は最小限にしなきゃ。
自分を怒ってくれた親に感謝です。
シアノを明るい世界に引き上げるために奮闘してくれたエリク兄さんにも感謝状を贈ります。
ちなみに物語を書いていると、キャラが出来上がった経緯が明確な人物と何故かあやふやな人物が出てくるんですが、本作ではノアがそうだなーと思います。
主人公の視野を広げるきっかけ&終盤の協力者として、セレニアとは対照的にドラゴンと友好的な国を出したかったのは確かです。
それがどうしてあんなぶっ飛びストーリーになったんだっけ…?
とはいえ、この話がキリハの将来を左右したり、ジョーが心の奥に秘めるものを出したりと、重要な展開の伏線回となったのは確実。
それまで書き上げていた4巻を微調整して、ルルアの国名を忍ばせたりした思い出があります。
まあ完結した今となっては、「いてくれてありがとうございます、ノア様!」というのが本音ですね(笑)
ではでは、キャラの小話もこの辺で。
1週間はまだ始まったばかりですが、レッ〇ブルーをお供に乗り切ってまいりましょう!
皆様、ありがとうございました!!