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尚希イメージラフ&次回予告カットです!

こんばんは。
時雨青葉です。

『世界の十字路』7巻が終わりました~。
尚希兄さん、よかったね…。本当にお疲れさまでした。

さて、このお話は、4~5巻で拓也の過去をがっつり取り上げたため、もう一人のサブキャラである尚希の過去にも触れる話を書きたいなと思ったことで作った物語です。そして、トラウマを乗り越えて成長した拓也との関係性が変化していく様子を描きたかった物語でもあります。

尚希と拓也の付き合いはもう10年に到達するという時です。ずっと拓也を見守ってきた尚希としては、小さかったはずの子供がこんなにも成長したんだと感じて、色々と感慨深い気持ちだったのではないでしょうか。

家族でも友人でも、一緒に過ごす時間が長くなれば、話せることが増えていくと同時に、逆に言い出しにくいことも出てくるのではないでしょうか。大切な人との関係が変化することに臆病になってしまうのは、別にその人が弱いからではないのだと思います。

もどかしさが募って、とうとう尚希を問い詰めてしまう拓也を描いたワンシーン。
あのシーンはこの物語の中でも大事に書きたくて、その時までは拓也に元気でいてもらう必要がありました。しかしその結果、まーた実が痛い思いをすることに…。
実、許してくれ。君が嫌いなわけじゃないんだ。あいつが勝手にお前を襲ったんだ…(震)

ではここで、今回のメインとなった尚希兄さんのキャラ紹介とイメージラフの公開といきましょう。

■植松尚希
7巻終了時点で体の年齢は24歳。地球とアズバドルで時間の流れが違うということを知らなかったため、もう28歳だな~とか思っていた社会人です。
8月3日生まれのO型。本名はキース・アイレン。
イメージカラーはオレンジ。
誰とでも気さくに話せる社交的な性格で、実や拓也に限らず子供たちのお兄さん的な存在。〝知恵の園〟に来た当初は自分のことで手がいっぱいでしたが、エリオスが協力してくれるようになってからは気持ちに余裕が生まれ、気になったことに口を出しまくっていたら、すっかり頼られるようになってしまったのです。
領主という重圧を当然のように背負う覚悟があったはずの彼が、どうして一度は故郷を捨てて地球へ逃れたのか。それは今後の物語で明らかになっていきます。

それでは、今回はこのあたりで。
次回のお話は、過去の思い出が描かれます。アズバドルで暮らしていた時、幼い実がどんな生活をしていたのかが明らかになる回です。
尚希のイメージラフを描いた際にスペースが余ったので、8巻の予告カットを描いてみました。
もしご興味がありましたら、次回もご覧くださいませ。

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