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『世界の十字路』4巻、決着は5巻へ…

こんばんわ。
時雨青葉です。

『世界の十字路』4巻が完結となりました。
とはいえ、エピローグまで読んでくださった方はお分かりになるとおり、この物語の決着は次の巻へと持ち越されます。

拓也を巡る壮大な物語となった今回のお話、当時見ていたとある番組からネタをもらい、“誰かを助けたくて禁忌を犯す”という大筋だけは決まっておりました。

じゃあ誰にそこまで思いきったことをできる要素があるかなと思った時、白羽の矢が立ったのが拓也だったのです。
そうしていざ書き始めたら筆が乗りに乗り、物語のスケールが大きくなり……「あ、これは1巻分じゃ終わらなーい。」となり、前後編で巻を分けることになったのです。

あの時はネット小説というものがそこまで普及していなかった時で、一つの物語を一冊の本(大体10万文字くらいですかね?)に収まるようにって考えていたので、そういう分け方をしたわけです。
ここでも時代の流れを感じますね(笑)

この話を書いたことをきっかけに、私の拓也への愛着が深まりました。
私の中にいる拓也のキャラクター性を一言で表すと、“青い炎”になります。なんかこうまとめると、少し中二病くさいですね(汗)

拓也のこのキャラクターは私の成長と共に確立されていったのですが、今後のお話を経ていくにつれ、そういった要素が強く出てくるようになります。主人公の実と同じくらいの伸び代を見せてくれる子です。
実を支えながら成長していく拓也を、ぜひ見守ってくだされば幸いです。

それでは、今回はこの辺りでお暇しましょう。
次回、物語は九条家を巻き込んでの全面戦争へと発展していきます。どうぞお楽しみに♪

2022.07.06
4巻ラフカット&4巻おまけ話追加

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