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『世界の十字路』3巻こぼれ話。

こんばんは。
時雨青葉です。

土日に入ったので、1巻分一挙配信です。

さて、3巻です。
この話なんですが、唯一中学生の時に書いていた直筆ノートが残っているのです。
B5のノートにびっしりと拙い文字が並んでいて、見ているとちょっと恥ずかしい…。

3巻に登場した桜理ちゃんですが、彼女というキャラクターが生まれた経緯にはちょっとした思い出があります。
当時、自分が書いていたこの小説を唯一読んでもらっていた友人がおりました。その時に友人から「私の名前の漢字をもじったキャラクターを作ってほしい!」と頼まれたのがきっかけなのです。

自分が書いた小説を初めて楽しんでくれている友人からの頼みだったので、ぽっと出て終わるようなキャラではなく、物語の根幹に近いポジションにいるキャラにしたいと思いました。
そこで、実にとって最重要となるパートナーに抜擢したのです。

実(じつ)を言うと、物語を書き始めた時、実がどうして記憶をなくしていたのか、という理由は特に考えておりませんでした。勢いだけで話を書いていた弊害ですね…(汗)

漢字を使うってことになると地球の子。実にとって大事な子。実にとって特別になるまでの経緯って……と考えていき、桜理というキャラクターと今回のストーリーが誕生したというわけです。

思い入れが強い分、桜理がかかわる話を書くのは好きですね。
長い空白期間があった分、この二人がちゃんと恋人どうしとなるまでは結構甘酸っぱくもどかしい感じなのですが、それはいずれ、機会があれば番外編として書いていくとしましょう。

ファンタジーメインであれば恋愛要素をあっさり盛り込めるのですが、恋愛一本の物語はどうしても書けない私…。そこに関しては、圧倒的に経験が足りないからかもしれません。

それでは、今回のこぼれ話はこのくらいに。

次回のストーリーの中心は拓也となります。
今までの物語の端々で何やら暗いオーラを滲ませていた拓也ですが、彼が胸の奥に秘めているあれやこれやが明らかになるお話です。

もしご興味がありましたら、どうぞお楽しみいただければ幸いです。

2022.07.06
3巻ラフカット&3巻おまけ話追加

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