SNSが苦手。
呟く内容が思いつかないことに加え、どうも『いいね』やら『リツイート』やらの使い方がわからない。
試しにアカウントを作ろうとしても、これぞ機械音痴のなせる業。作り方がわからない。光る数mmの板を片手に固まってしまうのだ。
そして苦労して作ったアカウントでいざ呟こうとすると、これまた言葉が出てこない。実に不思議だ。カクヨムでは文字数は少なくない量を打てていると思うのだが。
『初めまして、仲良くしてくださいね』というのもどこか他人行儀で余所余所しいし、『やっほー! 初ツイートだぜ!』というのもキャラではない。
ここまできて私は気づいた。私にはSNSという手段が性にあわないのである。これは恐らく遺伝子レベルでの『合わない』で、先天性機械・SNS音痴なのだ。
さて、私は今高校生最後の年を過ごしている。周りは受験モードに切り替わっているのだろう、友達との会話も勉強の話が増えた。
こんな悠長に小説を投稿しているのは私くらいなものだろう。この呑気な性格は生涯治るまい。いや、治したいのだが、それも所詮は叶わぬ夢。仕方がない。
受験生にこれからなる人には人生の先輩として、受験をすでに体験した人には人生の後輩としてこの言葉を置いてこの記事を終わろうと思う。
人生、なんとかすればどうにかなる。かもしれない。
そして最後まで読んでくれたそこの君へ、ありがとう、と。