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バットーハッピー更新と最近読んだ話

https://kakuyomu.jp/works/16816452221121019205/episodes/16818093079504239729

ちわ!
毎回お久しぶりのご挨拶から始まりますね……

お待ちかね(誰が?)、バットーハッピー15話です!
前回、新入部員候補のコルレットとその重めのホストファミリー絆を尾行して、絆の愁嘆場を見せつけられ、コルレットが剣道部に連れていかれそうになったところでクマ来襲。その撃退劇のさなか、コルレットの『強さ』を垣間見た絆は彼女をひとりの人間として尊重するに至った――というのが前回。
なんだよクマって。
そう思った方はぜひ本文を読んでくださいね!


リハビリのために書き始めたこの話ですが、こうもサボりがちでは意味もなく。
いったんきりがいいところまでまとめて、次に取りかかりたいものですが……さて。


あとは近況ということで、最近読んだ本。
・シュレーディンガーの少女
・グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船
・三体
・サマータイムレンダ

 図らずもSF多し。
 特筆すべきはツェッペリンか。並行世界の少年少女が飛行船でつなぐ多重視点の本作ですが、舞台はなんと土浦。この結婚式場跡地ってマニフィカじゃん! と知ってる人から見たらニヤニヤが止まらない。

 三体も何かと評判がいい中国SFで、科学者が次々と自殺する事件をめぐり、現実とVRゲーム『三体』の中を行き来する話。たしかにすごい。すごすぎて、たぶん半分も理解できてないけど。唯一わかったのは、作中のゲーム『三体』って控えめに言ってクソゲーじゃね? ゲーム内の大半は干からびてるし、わけもわからず文明崩壊するし。まあ、そんなことを気にする低レベルプレイヤーはお呼びでないんでしょうけど……

 サマータイムレンダはマンガ。ネットマンガアプリのジャンププラスで数年前に連載してたのを今更読んでみたらおもしろくて一気読み。幼馴染の急死のため帰郷した主人公が、人に扮して人を殺す『影』との戦いに巻き込まれる。主人公は死ぬと少し過去からやり直せるループ能力を手に入れるけど、その描き方が秀逸。普通は圧倒的に優位に働く能力だけど、もとは敵の能力だったから、敵もループに気付ける。ループした先ですぐに追いつめられてピンチ、という展開もありえる。その緊張感が半端ない。で、味方も敵も頭いいから、その辺を踏まえて駆け引きがある。「本当はもう死んでループしたほうがいいかもしれないけどもうちょっと粘ろう」と主人公が考えて、しかし想定以上に事態が悪くなって「主人公、早く死ね!」と読者がヤキモキしちゃったりします。
 また、話の作り方としてすごいと思うのが、同じ展開がほとんどないということ。作中では何度もループするのだけど、その都度、まったく違う展開になる。同じ敵とも、同じ展開では戦わない。これって何気にすごいと思うんですよ。敵が多ければバリエーション作れるけど、主要な敵はせいぜい二人だし(モブ敵は多いけど)。
 すごいの一言。どうやって話を構成しているんだか……

 そんな感じ!
 あー、しかし物価高だけど本も高くなりましたね。文庫なのに千円超えるとか、京極夏彦だけかと思ってましたよ。いやはや。
 ただでも読めるバットーハッピーをよろしく!(話を戻した)
 なるべくコンスタントに書きます!

2件のコメント

  •  未視聴ではありますが、サマータイムレンダはアニメ化もされているので、そちらもチェックしてみてはと。
     メディアミックスされた作品は原作と同じか変わってるかを探すのも楽しいですよねー。
  • アニメ化されてたね、見てないけど……

    構成は完成されてるからいじりようがないと思うけど、全編スク水で戦う(必然性はある)ヒロインのバトルシーンがどう再現されるかは見どころかも!
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