三咲みき

なんとなくはじめてみるエッセイ。 もしかしたら、すぐに終わってしまうかも……。 エッセイとよべる代物ではないかも……。 拙い文章ですが、どうぞ生暖かい目で読んでやってください。

ショッピングの帰りに苺大福を買った結菜。家族みんなで食べようとしたら、なぜか一個足りない。

人がいない寂しい道を、老いた猫がとぼとぼと歩いていた。その後ろを追いかけるのは、飼い主である幼い男の子。 猫はどうして温かい家庭を抜け出したのか、そしてそんな猫に、男の子はどん…

私が家族に言えずに秘密にしていること。人によっては、「えっ、そんなこと？」と思うかもしれません。暴露することは、私にとってとても勇気のいることなんです。 カクヨムWeb小説短編…

目を開けると同時に、部屋の明るさに違和感を覚えた私。アラームは止まっている＆あと十分で家を出る時間。急げ、私！ カクヨムWeb小説短編賞2023応募作品

『合格はゴールじゃない。スタートだ』 ―――かつての先生たちの言葉がよみがえる。 人生初めての挫折を味わった「俺」は、再び同じ舞台でその言葉を思い出す。 カクヨムWeb小説短…

年に一度のクリスマス。毎年、友人と家でクリスマスパーティーをしている私。でも今年のクリスマスはいつもと違う。 ——私だけが、この場所で、ひとりきり。 最後はほんのり温かい。 …

誰かに手紙を書くなんて小学生以来だ。 文章をじっくり考える時間も、贈る相手を想いながら便箋を選ぶ時間も、毎日を慌ただしく生きている自分にとっては、ホッと一息、心が安らぐ時間だ。 …

高校生の和泉が学校の屋上で出会ったのは、記憶を失った幽霊。かつてこの学校の生徒であった彼女は、どうして死んでしまったのか。和泉は彼女を成仏させるべく、記憶の手がかりを集め始める。…

父親の誕生日にチョコレートをプレゼントした愛莉。しかしいつまで経っても父は食べてくれなくて――。 果たしてその理由とは――？

GWも終わって、雨ばかりが続く憂鬱な六月――。 あなたはどうやって乗り切りますか？

電車でスマホをいじっている私。そこで起きたあるハプニング――――。

毎朝バス通勤をしている澤田は、バスの中で本を読むのが日課。読書は憂鬱な朝を楽しいものにしてくれる。ある日、隣に座った男性が声をかけてきて―――。 いつもと同じバス、いつもと同じ席…

趣味で小説を書いているA。彼が物語を紡ぐうえで一番嫌いな作業とは？

『トーキョーストリートシティ』に住むミナト。ある日、友人のユウマが失踪した。これはただの失踪事件ではない。なぜなら、ユウマ自身だけではなく、彼の持ち物や家までも、一夜にしてなくな…

「ぼくの顔を押し込めて、その上に新しい顔を描いてさ。心まで別人になってしまう気がするんだ。この顔はぼくのものだけど、ぼくじゃない……。なんか………こうして見つめていると、この白塗…

お姉ちゃんが大嫌いな私。比べられることがとっても嫌。そんなお姉ちゃんが浮かない顔をしている。それはもっと嫌。だから手作りのプレゼントをあげたけど、上手く作れなくて………。

近所の駄菓子屋に売っているラッキーアイス。アイスの棒に7が書かれていたら、ラッキーな出来事が起きるという。友だちとそのアイスを買ったタケト。しかし棒に書かれていたのは普通の7では…

筋肉を理由にフラれた大貴は、彼女に「筋トレをやめるなら、付き合ってもいいよ」と言われる。筋トレをやめるなんて到底できない大貴。筋肉か彼女か、彼が選ぶのは………？

俺は深夜の散歩が大好きだ。通りにはほとんど誰もいない。世界は自分だけのもの。それがとてつもなく気持ちがいい。 今日も静まった夜の街を闊歩する―――。

私は元アパレル店員だ。 ゆえに、こういうのは非常に気になる。 視線の先にある台には、サイズ別＆種類別でトップスが置かれているはず………だった。 しかしそこにあるのは、多くのお客さ…

「あなたと一緒に寝るとすぐに眠れるの。だからね、わたし、ちっとも寂しくないよ。あなたはわたしを守ってくれる騎士様だね」 彼女の幸せだけを願って、このまま静かに暮らしていけたらい…

私の母は厳しい人だった。 漫画やアニメはダメ。ゲームなんてもってのほか。夕方の5時までに家に帰らないといけない。夜8時以降のテレビは禁止。 そんな母が唯一許してくれたもの………

2月14日はバレンタイン。 真愛のクラスでは、女子全員が、全員分のチョコを用意してくる。それにうんざりしている真愛は、昼休みにこっそり教室を抜け出して後輩のもとへ………。 カク…

来月に控えた母の誕生日。 一体何をプレゼントすれば喜んでくれるのか。 母の不在時に、こっそり家族会議が開かれる――。

橘慎二は、たまに電車で見かける女性に想いを寄せていた。なんとか彼女とお近づきになりたい。ある日、慎二が働いているファミレスに彼女がやってきた。胸が高鳴る慎二。彼女は日記帳を忘れて…

小説を書くのが趣味な大学生の寺島は、小説にリアリティを求める。彼がこれまでに書き上げた小説は、彼の地道な努力と研究の結晶だった。そして彼は念願だったミステリー小説を書き上げた。 …

負の感情に押しつぶされそうになったら、小さな幸せを強制的に感じるようにしている私。 あなたにとって心の処方箋とは何ですか？

およそ20年分の「サンタさんへの手紙」 きれいな便箋で書かれたもの、折り紙の裏に書かれたもの、画用紙に書かれたもの。どれもかけがえのない、私の宝物だ。

私はホラー映画が大好きだ。ハラハラするかんじがたまらない。でもふとした瞬間に怖くなる。それはたとえば、朝一人で身支度をしているときとか、一人で眠っているときとか。そして、今みたい…

雑貨店でアルバイトをしている陸。バイト仲間の友也と同じロッカーを使っている陸は、彼の荷物がどんどん溜まっていくことに不満を抱いていた。ある日、ついに我慢できなくなった陸は、友也に…

転職した私を悩ますのは、過重労働、安い賃金、面倒臭い人間関係…………………ではなく！？ きっと誰もが気にしたことのあるアレ………

「そういえばさ、覚えてる？屋上のナナシくん」 飲みの席で話題に上がった昔流行った怪談話。 夜の学校の屋上で「友だちになってください」とナナシくんに呼びかけると………