いつも応援と温かいコメントを頂いて、ありがとうございます!
またしても、久しぶりの近況ノートになっていました…。梅雨だな、と思っていたら、気付けば花火が打ち上がっていましたね。びっくりです。今年は各地でコロナ前の賑わいが戻っていますね。私の地元、大阪の天神祭りも賑やかで、年甲斐もなくウキウキしていました。ベビーカステラ、美味しかったです。物価高のせいで、3割り増しくらいになっていたんですが、久しぶりだからか、とても満足の行く味でした。
そう言えば、箱根にも行ってきました。温泉ではなく、寄木細工だったり蘆ノ湖(あしのこ)だったり。観光の方に力を入れた形でしたね。ガラスの森美術館、彫刻の森美術館など、いろんな美術館も見てきましたよ。ガラスはどれもきれいだったのですが、彫刻は私には早かったようです。もう少し物の価値が分かるようになってから、出直してきます。
皆様には、印象深いお祭り、旅行先はありますか? 出不精な私でも「いいな!」と思えるくらいには、こう、キラキラしていた気がします。もし何かしらに行き詰っていたり、悩んでいたりしたら、気分転換にどこかへ行ってみるのもありかも知れませんね。
〜今日のお題〜
①「見て神」:事後報告。+おまけ「メイド服の話」
②「ととト」:更新です。+おまけ2つ
«●「見て神」について»
(
https://kakuyomu.jp/works/16817139554862831866)
更新しました! …はい、事後報告になってしまいました。すみません。
内容は、三校祭の残り半分を担う文化祭の様子でした。同級生たちとあーだこーだ言いながらお店をしたり、メイド服を着たシアだったり、第三校における学生たちの様々な姿を描いてみたつもりです。一方で、やはり第三校は特殊な立ち位置にある研究機関でもあります。忍び寄る“やつら”に優たちが今後どのように対応するのか。お楽しみ頂ければ幸いです。
なお、次の更新は再来週の予定です。様々な人物たちとの再会、ついに発生する余計な出来事。運命に翻弄される優の姿をお送りできればと思います。
★おまけ:「メイド服の話」
お察しかも知れませんが、私は「メイド・執事」が好きです。と言っても、「おかえりなさいませ」と言ってくれる人達ではなく、現実に居る本物のお手伝いさんでもありません。物語の中の、いわば創作された彼ら彼女らが好きなんです。純粋に尽くしたり、逆に主人を困らせたり、時に泣いている主人に胸を貸し、踏ん切りのつかない主人の背中を押す。どの作品に置いても私が「主人公を好きになる」せいかもしれませんが、主人公のそばに居るメイドさん、執事さんの献身ぶりには惚れ惚れしてしまいます。
というわけで今回は「シアにメイド服を着せてみようかな」となったのですが、メイド服が思いの外強敵でした。「メイド服 種類」で検索すると、出るわ、出るわ…。私が見たサイトでは20種類以上のメイド服が紹介されていて、多すぎぃ! ってなりましたね。結果、メイド服の紹介だけで1話を丸々使う事態になりましたが、まぁ、後悔はしていません! …読んで頂いている方に申し訳ないので、反省はします。とは言え、私の経験上、作者様の「好き!」を描いた作品はどれも面白いのです。なので、きっと、シアのメイド服姿にも満足して頂けるはず。して頂けていたら良いなぁ、と思う今日この頃でした。
«●「ととト」について»
(
https://kakuyomu.jp/works/16817139558728387693)
毎日更新予定です。これからも無理のない範囲で続けます!
ちょうど今日で物語の「中」が終わりました。ファウラルのお話辺りから少しずつ積み上げていた“色々”を、出来るだけ読者様の納得のいく形で回収したつもりですが…。満足して頂けていたなら幸いです。
これから「終」に向けて、主人公スカーレット達はナグウェ大陸、タントヘ大陸、マルード大陸の3大陸を巡ることになるかと思います。その過程で出会う残りの2柱、破壊神と生誕神についても描写するつもりなので、お楽しみに! それにしても、終点と始点、経由点だけを決めた見切り発車だった本作も、気づけば終点が見えるところまで来ました。1周年に当たる9月の中ほどできちんと完結させることが出来るよう、これからも頑張ります。
★おまけ1:【宣伝!】IFストーリー準備中です!
昨年も挑戦したG’sこえけん様主催のコンテスト用に、千本木桜を主人公とした短編作品を準備しています。フォルテンシアではなく、地球が舞台です。部活動の帰り道、桜は行き倒れた死神を自称する少女スカーレットに出会う…。と言った感じです。公開は8月1日からにしようかなと思っています。
折角近況ノートをご覧頂いているので、1話の一部分を抜粋して先行公開しておきますね。
…………………………
「私の名前はスカーレット。姉のような人は居るけれど、両親は居ないわ。心配しなくても、成人はしているから」
「……成人してる人が行き倒れてたって聞くと逆に不安になるから、その嘘はやめた方が良いよ?」
「なっ?! 噓じゃないわ!
いや、どう見ても子供じゃん。それに口元にチョコ、ついたままだよ。って言うとこの子は怒りそうだから、やめとこう。わたしは温かい目でスカーレットちゃんを見てあげることにする。
「うんうん、そうだね。大人だね。それで? スカーレットちゃんはここで何をしてたの? なんであんな所に?」
「よくぞ聞いてくれたわ!」
そう言って腕を組むと、小さな身体で精一杯ふんぞり返るスカーレットちゃん。なんだろう。いちいち芝居がかっている。もしかして結構、イタい子だったりするのかも。まぁ、可愛いから良いか。
「私がここに居る理由は、千本木桜という人間を殺すためよ」
殺す。女の子が使った強烈な単語に、わたしの脳が一瞬マヒする。
「……ころ、す?」
「ええ。私は死滅神。あなた達に分かりやすい言葉で言うと、死神ね。あるべき場所に死を運ぶことを生業としているわ」
なぜかは分からない。だけど、スカーレットちゃんが言った言葉が嘘ではないのだろうと、わたしは思えてしまった。それほどまでに、スカーレットちゃんの言葉には、重みのようなものがあるように感じた。
「ところであなた、名前は? 千本木桜って子、知らない?」
…………………………
こんな感じで、物語は始まります。細かな設定だったりは異なりますが、ほのぼのの中にダークが潜む、スパイスの効いた物語に仕上げたつもりです。もちろん、お話そのものが違うので、初見さんがきちんと楽しめるようにしてあります。本編を知る方は、普段とは違うシチュエーション。出会いがが違っても、最終的にはおなじみの掛け合いをしそうな2人を堪能していただければ。
今年こそ、目指せ受賞と音声化!
★おまけ2:AIイラストです!
今回は、ショートカット&メイド服ver.のフリステリアをお届けします。スカーレットがくれた名前。それにふさわしい自分になろうと髪を切った彼女の覚悟の姿でもあります。少しずつ自分を確立していく彼女の姿も、楽しんで頂けていたなら嬉しい限りです。