• 現代ドラマ
  • エッセイ・ノンフィクション

最近のことと、レビューへのお返事✨


 ご覧くださりありがとうございます。
 いつも貴重なお時間を割いて拙作にお付き合いくださっているみなさま、本当にありがとうございます。ご覧いただいているという事実に、すごく支えられています。
 新しく拙作と出逢ってくださった方々への感謝はもちろん、連載が(思ったより・笑)長く続いていることもあって、最新話にPVがつくだけで「わわ、お読みくださっている〜〜〜(涙)ここまでお付き合いくださって、本当にほんとうにありがとうございます……!」と喜びを噛み締めております。
 
 以下は、あんまり楽しいお話ではないんですが、私にとっては必要なことなので、書かせていただきますね。

 
 つぶやきだったり、近況ノートにもちょこちょこ書いていましたが、社会学の面白さや有用さをみなさんにお伝えしていくという活動を続けていくにあたり、残念ながら落ち込むようなことやもやもやすることにこれまで多々遭遇してきました。

 たとえばよくある読まずに応援、返礼目的のテンプレコメントおよびレビュー、気がつけば星がごっそり削除されている、など。誠実さを欠く行動の数々に、最初の頃はそれなりにショックを受けてきましたが、今となってはこれらはまだマシだったんだな、と思えるくらい、驚くような出来事がとりわけ昨年中頃〜現在にわたって、起こりました。

 作品を読みもしないで突然「こういう作品は余程の腕がないと面白くならない」とか「浅い知識をひけらかしたいだけ」などのコメントが寄せられたかと思えば、しばらくすると証拠隠滅を狙ってなのかそのコメントが削除されていたり、批評・批判には相当しないようなただの悪口を叩かれたり――などなど(全部書くとめちゃめちゃ落ち込んでしまうので私の精神衛生保護のためこの辺でストップします・笑)、

 カクヨムコンに参加している今現在も、気にしてはいけないと自分に喝を入れてはいるものの、もやもやとすることが尽きずにおりました。
 
 拙作がただでさえ目に留まりにくい(もしくは手に取りづらい)作品であることは、作者である私自身がいちばんよく理解しているつもりです。私としては、自分の力量を棚に上げて、扱っているテーマのせいにしたくはないのですが、やはり「社会学」というだけで敬遠されてしまったり、色眼鏡で見られてしまっているかもしれないな、と感じることも多々あります。

 色々とネガティブなことを申し上げましたが、筆を折ることは私の選択肢にありません(しぶといな)。

 社会学は今のところ、(一部例外を除けば)大学や専門学校でしか履修する機会を得られませんが、私は自身の経験から、社会学をもっと早くに――理想を言えば小学生の頃に、その発想や思考法を学びたかったという思いを抱いています。
 ですので、「社会学小説」を通して、社会学の「面白さ」「有用性」をひとりでも多くの方に知っていただき、少しでもお役立ていただきたいという気持ちが今なお強くあります。

 ただの「お勉強」にならないよう、たくさんの方にご興味をおもちいただけるよう、私なりに工夫して書いているつもりではありますが、「(異世界モノじゃないから)工夫が足りない、面白くない」といった趣旨のアドバイスを頂戴したこともありました(ちなみに、このアドバイスも拙作にまったく目を通さないまま寄せられた内容でした)。

 実は、ファンタジーと融合させる案も考えたのですが、それでは私が真にお伝えしたいことが充分に表現しきれないと判断し、「現実世界」の「日常」を舞台としております。

 流行りの要素を取り入れていないからといって、工夫を放棄しているわけじゃありません。

 読まずに色々と注文や文句をつけられる方々、(そういう方はここを「ちゃんと」読まれていないかもしれませんが)拙作がお好みでないのは拝察いたします。誰しも好き嫌いはありますし、私だってどうしても興味のわかないもの、読めないもの、あります。ですから、無理やり読んでくれとは申しません。

 ただ、もし、「食わず嫌い」ならぬ「読まず嫌い」であったり、なにかしらの先入観があってのことであれば、ぜひ、最初からでなくても、えいやっとブラウザを開いた箇所だけでもご覧になられてみてください。
 もしかすると意外とお口に合うかもしれませんし、ちょっと有用な情報をお持ち帰りいただけるかもしれません。

 社会学では「常識、当たり前(≒思い込みや偏見なども)を疑え」とよく言われます。
 それは、自分(もちろんこれを書いている私を含め)が…………………ごめんなさい、この文章をすべて書き上げてから「あ、これ、最新話で言及する内容と見事にかぶってる」と気づいてしまい、慌てて削除しました(笑)

 長い長い前置き(!)になってしまいました。過去に申し上げた内容とも重複するような乱文にここまでお付き合いくださり、感謝申し上げます。
 
 上記のようなこともあって、落ち込むわもやもやするわでやさぐれていた私を励ますかのごとく、昨日とっても素敵なレビューを頂戴いたしましたので、以下にお返事を掲載させていただきます。


――――――――――

瑛珠さま
 このたびは拙作に素敵なレビューと嬉しいご感想をありがとうございました🙇‍♂️✨
 最初にひとこと紹介文を拝見したときには、その趣のある素晴らしい一文に震えました!


 ここで自主企画のことに言及するのは、本来控えるべきかもしれませんが、少しだけお話しさせてください。
 最初に瑛珠さまから丁寧に読み込んでくださったことが伝わる嬉しいご感想を頂戴したとき、瑛珠さまがお忙しい合間をぬって私たち作者や作品と誠実に向き合ってくださっていることにとても感激したんです。
 瑛珠さまにとっては、ごく当然の行いであったかと思うのですが、残念ながら(おそらく瑛珠さまもお心当たりがあるように)書き手のみなさますべてが誠実に作品と向き合ってくださるわけではなく、なかには作者へのマナーや敬意を著しく欠いたユーザーが存在することも事実です。

 そのような状況にあって、瑛珠さまのような、書き手に敬意をもち、作品を大切にしてくださる方に拙作を見つけていただけたこと、ほんとうに有り難く思っています。
  
 学生のみなさんはもちろん、大人の方々、つまり全方位に社会学をおすすめしたいと考えている私の欲張りな願望(笑)や、拙作に込めたメッセージやテーマを汲み取ってくださったかのような、言葉の力に溢れたレビュー、喜びのあまり何度も読み返しました。 
 
 たくさんの願いや想いを込めて(それがゆえに情報過多になりがちなんですけれども・苦笑)執筆している拙作なのですが、正直に申し上げますと、なかなかみなさまに作品をお届けできている実感が得られず、「私のやっていることって、やっぱり無意味なのかなぁ」なんて挫ける時間が多々あるんですが、瑛珠さまが私の言いたいことをレビューに書いてくださっていて、ほんとうに嬉しかったのです😭✨

 書きたいことがある限り、私も筆を折ることなく進み続けますね。
 お心のこもった、そして瑛珠さまの作家性が詰まった、美しいレビューを本当にありがとうございました🙇‍♂️✨

コメント

さんの設定によりコメントは表示されません