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2024年もお世話になりました

こんにちは

早いもので、2024年も残りわずかとなりました。

ご挨拶と共に今年の振り返りです。

①2024年3月発売『黒狼王と白銀の贄姫1 辺境の地で最愛を育む』
今作から新シリーズとなりました。装画担当がNiKrome先生に変更となっております。それ以外は特に変わらず、今まで通りオルティウスとエデルの物語となっております。

シリーズが進むにつれて、各キャラクターたちを深堀りする機会を得ることができ、複数の要素を並行して書かせていただきました。

特にリンテの思春期が大きな軸となったのかな、と。これは黒狼王1巻が発売になった時から、もしも続刊が叶うならどこかでリンテの思春期を書きたいと思っていたので、今回満を持してテーマとして組み込みました。

②2024年5月発売『ノベルアンソロジー 悪女編 なりきり悪女は溺愛までがお約束です』収録 『殿下のために悪女になります!』
もう一度一迅社さんとお仕事がしたかったので、担当さんから書き下ろし依頼メールをいただいた時はとても嬉しかったです。スケジュールは死にかけましたは、悔いはありません。
だってコミカライズまでしていただけたので。いつか書いてみたかった悪女のつもりが悪女になっていない系のヒロインを書かせていただきました。担当さんと悪女ネタを考える打ち合わせが楽しかったです。

③2024年7月発売『国王陛下、エッチな本音が丸聞こえです!』
月宮アリス名義のティーンズラブ。
一度は書いてみたかった心の声が聞こえちゃう系ラブコメです。このネタのポイントは、心の声が聞こえるのは、先天性か後天性か、全員の声が聞こえるのか、だと思います。
そこはもう、妖精さんの力技でいいのでは? だって妖精さん大好きだし(わたしが)というノリと勢いで設定を考えました。
最初から最後まで全部大好きな要素を詰め込みましたので、楽しかったです。イラストを担当くださった炎先生の素晴らしいイラストも見どころです。レティス、超かわいい。当て馬のアントンの挿絵がわたしの好みドストライクでした。

④2024年8月発売『半年後に円満離婚のはずが、なぜだか溺愛されています』
月宮アリス名義のティーンズラブ
2年ぶりにフェアリーキスさんからの新刊です~。そしてデビュー作の『なぜ溺』の次世代編でもあります。
こちらも不憫片思い男子リディウスを大変楽しく美味しく書かせていただきました。超楽しかったです。
片思いエピソードが楽しすぎてシーモア限定SSが1万字超えています。ヒロインのフレアは小説家になろう掲載の小説の主人公カップルの間に生まれた娘ちゃん。
挿絵にこの小説出身の叔父様リュオンを描いていただけたのがめちゃくちゃ嬉しかった。大出世だよ、リュオン……。スピンオフはとっても楽しいので、また同じ世界観で何か書きたいです。

⑤2024年9月発売『黒狼王と白銀の贄姫2 辺境の地で最愛を育む』
新シリーズ2巻目。6カ月で刊行できたのシリーズ最速では? すごい。今作では初めて続き要素をプラスして書かせていただきました。
いつも1巻完結スタイルをとっていたのですが、シリーズを続けていくうちに、少しずつ物語の作り方に変化が。多分、少しずつ経験値が溜まっていったのかな、と。

今回は全編旅行だったので、旅行好きとしては本当に書いていて楽しかったです。旅行先での出会いはあとあとになっても覚えているもので。やっぱり旅行は楽しいなあ。次はどこに行こうかなと、書きながらネットでヨーロッパ方面の乗り換えを調べていました。

⑥2024年10月発売『王太子殿下の花嫁候補に選抜されまして』
月宮アリス名義のティーンズラブ。
メンタルつよつよヒロインの習作で書いた短編に電子書籍化のオファーが来ましたので、書き下ろし頑張りました!!書き下ろしではエドウィンがヤンデレ一歩手前のような執着ぶりを見せつけています。執着ヒーローは書いていて楽しい!!



2024年は5冊と短編1作を出させていただきました。4作連続書籍作業が入った初夏~秋付近は、正直記憶がない……やってもやってもゲラチェックが終わらない……。改稿とゲラとSSと……。みたいな感じで、初稿が進まな……。

コミカライズは『わたしの処女をもらってもらったその後。』が3巻で大団円の完結となりました。
小説1冊分を丁寧にコミカライズしてくださり、しかも二人の結婚式まで描いてくださって、最終話は半分くらい漫画オリジナルなので作者も楽しみに待ち、拝読しました。
本当に、結婚式シーン尊いです。コミカライズ版は、作画担当のぴらにあ。先生のお力のおかげで素晴らしい作品になりました。
たくさんキャラクターのことを深堀してくださり、愛してくださったからこそ、オリジナル部分が違和感なくわた処女の世界に溶け込んだのかなと思います。(最終話以外にも、モノローグなど途中途中でいくつか付け足ししてくださっていました)

オフでは、初めてKADOKAWAさんのラノベ謝恩会にお呼ばれしました!
こちらもとっても素晴らしい経験でした。
メディアワークス文庫の大先輩が目の前に! 小心者なので話しかけることなんて……! でしたが、カクヨムコン同期受賞の先生とはご挨拶できました。月宮名義まで存じくださっていて嬉しかったです。
来年はもっとたくさんご挨拶できるはず……
(今年は緊張しすぎで……。そのくせ同じジャンルの先生に突如、変態ヒーローが好きなんですと性癖暴露を始める挙動不審さを発揮)

以上振り返りでした。

2025年こそは長編小説をWEBに投稿したいので、頑張ります!!

皆様、よいお年をお迎えください。


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