ドレスっていいですよねー。(3回目)
せっかくなんでもう1個、バッスルについてお話させてください!
バッスルはクリノリンのあとに流行したデザインで、おしりのあたりだけが膨らんだデザインになります。
きっと広がりすぎたクリノリンに危機感を感じたのでしょうね(笑)
フリルやレースは控えめでドレープをつけるなど、今までよりはちょっと大人っぽいイメージ。
ちなみに、明治維新を経た日本でも女性たちの間で着られていた、鹿鳴館時代のようなドレスがこれになります。
つまり、これまで語ったロココ~クリノリンの間(正確にはその前から)、日本はずーっと江戸時代だった訳です。
その間に世界では革命が起こりドレスが変わり、慌ただしい時代だったと思うと、なんだか変な感じがしますね。
私の物語でいうとバッスルは、前に書いていた「ナシャと36番目の婚約者」が、1882年が舞台なのでそれにあたります。
では最後にナシャを描いてみたので、添付して終わります。
ちびキャラだとより判りにくいですが、前より後ろが膨らんだバッスルモチーフドレスです。