これは本当に、自分自身がいつも突きつけられていた問題の様な気がします。
そんな私だからこそ、綴れる物語があるのならお伝えしてゆく事を使命に感じています。
誰もがみんな陥る事として、決して他人事ではない。
身近な恐怖が、実は沢山あります。
それは知らないからこそ、引き寄せてしまう魔があるのです。
誰にも悪気は、もちろんありません。
自ら進んで、魔に傾倒してゆくものなどいないのです。
いるとしたら、それはかなり前の段階で思考を乗っ取られたのでしょう。
始めはとてつもない、幸運が押し寄せるのです。
超人感と言いますか、なんでもできる万能な力を手にしたかの如く、物事がうまく進みます。
しかしこの段階で、力がない者に力を与えるために、幸運の前借りをしている様なものなのです。
幸運の前借りは、徐々に削がれていきます。
そしてあっという間に、運を使い果たしそして言われるのです。
幸運をやったろ?さあ、返せ!
とばかりに、魂を喰われ地獄に堕とされるのです。
この地獄について、前々回経文にのっとり桜井が難しく説明しています。
私はそれをリアルに視るのです。
溢れ出る血が、川となり池となり。
グツグツと、湧く【血の池地獄】。
そして真っ暗闇の中に光る、針金の様な【剣の山】。
何度も高いところから、堕とされる。
そしてまたエンドレスで続く拷問。
それを未来として受け取った時、反面教師として私の中に刻まれました。
何をもって、何を学ぶのか?と。
その繰り返しの上に成り立つ、今という瞬間。
一刻も争う時間戦争。
まさにそう、思えてしまう。
人間の一生など高々100年だろ?
その中で何を学び、考えるのか?
それが真実か、見極めなければならない。
それはやがて起きる不幸と、問題噴出でしかない。
それでも言われる。
仮に慈悲の心があるならの全ての膿を吐き出せ、とばかりに重ねる言葉。
頭脳戦。
まさにそれはオセロの様に、ひっくり返し奪えという天照様。
闇に傾倒しているなら、闇のコマをひっくり返し光に転じろ。と命令だったのです