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『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』完結のお知らせ

おはようございます、mikio@暗黒青春ミステリー書く人です。

見出しのとおり『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』は、1.23の更新を以て無事完結しました。

これまで読んでいただい方が、これから読まれる方、〆切守りのご祈祷をしていただいた武蔵野坐令和神社の神主様並びに関係者の皆さんに深く感謝いたします。

お気づきの方もいるとは思いますが、『薄明サボテン』は、わたしの大好きな『アカルイミライ』(黒沢清)と『涼宮ハルヒシリーズ』(谷川流)から影響を受けて書かれた作品です。どちらも大傑作なので未視聴、未読の方は是非どうぞ。

さて、ミステリーは本来的には「解決すべき課題が外にある作品」なのですが、一方で解決すべき課題がメインキャラクターの内面とも深く関わってくる作品群があります。その代表例と言えるのか「探偵自身の事件」です。ざっくりいうと毛利小五郎メイン回。

わたしはこの「探偵自身の事件」がともかく好物で、書く話はだいたいいつもこれになります(ある方は「探偵とワンオフの事件」という言い方をしてくれました)。

薄明サボテンもまた、外部にある解決すべき事件と、探偵(語り部)の内面が深く関わってくるお話でなのですが、本作ではさらに探偵の内面の変化(あえて成長とはいうまい)が、真相解明の糸口となるというあたりがユニークポイントなんじゃないかなと思っています。

毎回、探偵が真相に気づくシーンはテンションが上がりまくるのですが、本作もかなりいいものが書けたと作者としては思っています。

積もる話はありますが、今日のところはこの辺で。それでは★レビュー、感想お待ちしています〜。

※写真はいただいた〆切守りと、タクティクスオウガリボーンの抽選特典であるガラスのカボチャ。お守りの御利益とゲーム断ちでなんとか〆切に間に合いました!

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