無事に年末を迎えられました。
二、三年前を思うと、こんなにも平穏な年末を過ごせている事が信じられません。
まだ体調は万全ではありません。自律神経失調症はなかなか治らないものですし、胃腸の弱さは生まれつきですし……何とか共存していくしかありません。
今年はあんまりカクヨムにいませんでした。
しかし投稿した二作品はいずれも思い入れの強い作品となりました。
『遅効性タイムトラベラー』
数年前からリメイクしたいと思っていた本作。まさかここまでキャラクターが広がるとは思っていませんでした。
これまでずっとキャラクターの個性が弱点でしたが、この作品をきっかけに人間性を描く書き方を学んでいきました。
『生命の兎は鈍色に眠る』
これまでで一番の難産でした。根本的な設定からリテイクを連発し、本当に完成まで紆余曲折あったお話でした。
完全に納得の行くクオリティにはならなかったものの、原稿用紙100枚近いボリュームのお話を書けたのは大きな成果でした。
たくさんの事を学び、反省点もたくさん得られた作品です。
来年は年明け後に一つ投稿致します。
ずっと書きたいと思っていたお話をようやく完成させられました。これまた難産でしたが、物語の構成について深く研究する事が出来たので、価値ある苦しみだったと思います。
来年もよろしくお願い致します。
どこかの誰かの琴線に、そっと触れて頭痛を齎す。
そんな破壊力を帯びた物語を創っていけるよう精進します。
良いお年を！