『覚醒器官』を更新しました。
ひとまずの目標であった、「年内にデルタを登場させる」はこれで達成です。
もしかしたらもう一回くらいは更新出来るかも。キリの良いところまで書けたら。
それと覚醒で一箇所だけ修正をかけました。
チャプター1の最後に登場した、ナギというレプリカント。メモリーログを遺していった、サンの名付け親みたいな人ですね。
彼女の名前をナギから「レーシュ」に変更しました。
これにはちゃんと理由があって、僕はキャラの名前を考えるのも苦手です。苦手なこと多い。
なので毎回一つのルールを設け、それに従ってそれぞれの名前を決めています。
例えば『紅心中』なら「実在するプログラミング言語」から取るというルール。ウルとノラは例外ですが、二人を合わせて「null」になるので一応全く当てはまらないわけでもない。
『インソムニアの天使』は「キャラを思い浮かべて一番最初に思いついた名前」です。基本的にリテイク禁止。なので来栖さんはなにげに初めての苗字キャラですね。いやファーストネームなのか? 分からない。
で、『覚醒器官』の場合は「古代文字(アルファベットやキリル文字の原型?)」をルールにしています。
ファイやデルタはギリシャ文字にそのまま引き継がれているので分かりやすいですが、サンや今後出てくるメインキャラはみんなルーン文字とか古代ヘブライ語とか古代スラヴ教会語とかから取っています。
とはいえ、色んな古代文字もそれぞれ引き継がれながら発音や文字の形、意味など変わってきていますので何語が出典かはあんまし関係ないかもしれませんが……。
で、ナギ改めレーシュは本来もう少し後に出す予定だったんですが、土壇場でチャプター1の最後に持ってくるように変更しました。ただ名前をまだ決めていなかったので、とりあえず仮の名前としてナギにしていました。
その後も設定を再度吟味した結果、やっぱり彼女も物語に重要なキャラだよな、と思い、ルールに則った名前にしようとなったわけです。
幸いまだ一回しか名前が出てなかったので良かったです。ただ今後突然レーシュって出てきて「誰こいつ」ってなるのはマズイと思ったのでここで報告しておきます。
次の更新はたぶん『インソムニア』です。それではまた。