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お世話になっております

世界中が一大事となった問題に立ち向かう最盛期ともいえる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。まふカルマです。
今回投稿させて頂いた『人生マニュアル』
僕がとある書籍より「自尊心」を学んだ事をきっかけに、ひとつ語らせて頂きました。
この世に生まれ、育ち、やがては自立するのが生命を持つものとしての通しです。
そんな一通が生まれた瞬間に決まった路線で進む世であったらどうでしょう?私は少なくとも、人間の情として切り離せない「欲」というものがさっぱり消えてなくなってしまうと考えています。
安定しているということは、不満ない毎日を送れる線路なのですから、各駅停車でさえ死ぬまで降りることはないでしょう。
あなたはこの日にこんな出来事があり、この年で出世して、やがてこの年で生涯を終えます。
最善の生き方が載っているマニュアルなら、従わないわけには行きません。物心持たぬ時から手渡されたマニュアルに沿って進む成長は、いつしか選択力を枯らせ、最終的には情すら失うかも知れません。
このお話で何が言いたいのかと言いますと、「安定した道ほど人は枯れやすい」ということです。自分で世界の不条理を目の当たりに、自我を持って世に立ち向かい、一人の人として立つことこそ、定石かつ人間として辛くも求めたい未来です。
人は自信を感じられた時、潜在的な力を発揮しやすいと言われています。もし人前で喋る事が得意と感じられて自信がつけば、スピーチやプレゼンに対して拒絶を負うことはないでしょう。故に逆も然りなのです。苦手と感じたものには当然拒絶反応が出ます。しかし、それを克服するか否かで変われるのが情と直結する部分です。
これは動物にも同じ事が言えまして、生まれたばかりの子供に突然「狩りしてこいガキンチョ」なんていう親は当然ながらいるはずがございません。動物の育て方によりますが…基本は違います。親が狩りの仕方を見せて、子供に教えて、子供自身が実践、失敗を重ね、試行錯誤の末、大人と同じように狩りができるようになります。人も生まれて初めて箸を持って今の我々のように器用に使えた訳ではありません。出来てたなら凄いというか怖いです。親に教えてもらい、日々練習を重ね、今では当たり前に使えるようになっています。
こういった「新しい毎日、出来事」を重ねに重ねるからどの世界にも、どの時代にも、どの種族にもない自分だけの「人生」というのがあるのです。
この瞬間も流れる時、皆さんも大切に過ごしてくださいね。
それでは

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