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『孺子帝』「第二十一章 敗戦」の感想文と問題集?

ほとんどの人は中二病的な時代があったと思います。
本文の韓孺子も武術に期待して、すごい武術を身に着けたら、無力だった自分の夢を実現できるではないかと思ったが、武術の達人に真実を告げられ、数分もしない内に夢が覚めることになりましたね。
『孺子帝』には何人も武術の達人が登場するが、空を飛んだり、一騎当千な場面が出てきません。
スーパーパワーが出てこないだからと言って、面白い物語は面白い。
皇帝に纏わるはなしだが、その皇帝が最初の頃如何にも力が弱く、運命の流れに身を任せるしかなかったが、だんだん、少しずつ、少年でも周りに影響され、そして周りに影響を与えられるようになっていきます。
それは主人公が皇帝であるかどうかとは関係なく、我々一人一人の人生の物語も同じようなものですから。


この章から一つ問題を出します。よかったら考えてみてください。
《尚書》の授業は途中で生徒二人(韓孺子と東海王)が居なくなったのに、老先生はなぜそのまま相手のいない講義を続けたのか。


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私のはてなブログにも感想文や翻訳文などを書いています。
可愛い我が息子の写真もアップしたりしますので、
よかったら覗いてみてください。
https://babillion.hatenablog.com/
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